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イケメン度19% ページ21

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ラーメン店を出た後二人で家路に向かう。
どことなく気まずい空気が流れるがAが口を開く。

『今日いきなりだったのにありがとうね、付き合ってくれて。』

付き合ってくれて、そういうのは今回のご飯にという意味だ。
決して恋人になるとかそういうんじゃないけどどうしても反応してしまう。

「いや、俺も羽伸ばしたかったし」

そういうとまた沈黙が流れる。
が不思議といやな感じはしない。むしろ心地よい。

太陽の光でかAがキラキラして見える。



やっぱり俺はAのことが好き。
でもそれを伝えるのは今じゃない。
いつか絶対に好きにさせて見せるから、それまで待ってて。

その宣戦布告も含めて俺は彼女をじっと見つめた。






家に着くと思い出されるのはAのことばかり。

一人反省会を行う。

あの時こうすればよかったな、とかもっとこう声を掛ければとか。
今更どうこうできる訳ではないがどうしても考えてしまう。


はぁ女々しいな俺。

自虐的な溜め息をついて目を閉じた。


−−−−−−−−−−−−

〜Aside 〜


家に帰った私は財布を見て思わずため息をついてしまう。

金欠。

最近新しい水着を新調したり、何かと出費が多く金欠気味である。



〔バイト〕

一つの案が頭に浮かぶ。

(もう高校生にもなったし、社会に出たときのための練習にも良いかもしれない。)

別にうちは貧乏というわけでもないが別段裕福でもない。
お小遣いが欲しいといえば少なからず貰えなくはないだろう。

でもそれだと自分のためにはならないし、申し訳なさが勝ってしまう。


思い立ったが吉日。

早速親に了承を得てバイト探しに向かった。

(どっかで求人場所なかったけ。)
高校生になったばっかととなれ場所は限られるだろう。

ふらふらと歩き目に入ったのは今日行ったラーメン屋。

高校生okという張り紙に思わず食らいつく。

時給も悪くないし、今日行ってみた感じアットホームな職場だった。
そして何より!賄い付き!!

今日のラーメンをを思い出すがかなり美味しかった。
思い出すだけで思わず涎がでてしまう。
かなり期待できる!

ここに即決して面接を受けた。



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ハムエッグ(プロフ) - うぐっ・・・・・・!コメントありがとうございます・・・! (2023年1月17日 19時) (レス) id: e9b251311b (このIDを非表示/違反報告)
ひーな(プロフ) - うぐっ……!夢主ちゃんイッケメン…!!! (2023年1月9日 13時) (レス) @page24 id: e6a88033a9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ハムエッグ | 作成日時:2022年6月26日 18時

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