〃 ページ9
＊
__此処に居てはいけない。
『…あの、ご迷惑おかけしました。すみません、失礼します』
彼女の脳裏に、そんな考えが思い浮かんだ。そして立ち上がり、一礼して玄関へ向かおうと…したのだが。
___ﾊﾟｼｯ
静雄「ち、ちょっと待てよ…」
『……!!?』
彼女が咄嗟にとった行動は、彼…平和島静雄によって制された。しかも、腕を掴まれて。
静雄「あ、あのよぉ、もうおせーし、女がこんな時間に出歩いてんのはあぶねーよ」
『…え、ああ、まぁ…ソデスネ』
彼の言ってる事はごもっともなのだが、有川梨恋は、それどころじゃなかった。
腕を、腕を掴まれている‼
しかも、一番好きなキャラに!!
まさに、今の彼女はこれ一択だった…
そんな彼女の心情を知らない彼は、彼女の腕を掴んでいない方の手で頭をかきながら、さらに爆弾を落とす。
静雄「…だから、よぉ、嫌じゃなかったら俺ん家で泊まっていくか？」
『……え』
それは、彼…平和島静雄が大好きな彼女にとって、嬉しい(？)ようで、信じ難い言葉だった。
静雄「…無理にとは言わねぇ。お、お前が嫌じゃねーならな」
イケメンが腕掴み&照れている=萌え( ˙-˙ )
…有川梨恋は、一瞬
『…じゃぁ、今夜だけ、お世話になります。』
静雄「お、おう。ゆっくりしてけよ」
引き受けるに過ぎなかった。←
そして、彼女が承諾したと同時にはにかんだ静雄。
それを見て、ひそかに
レアだ…!!ごちそうさまですうぅぅぅ!!←
…と、思ったり、思っていなかったり。
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ユキ(プロフ) - エレインさん» ありがとうございます！これからもがんばります。 (2016年8月22日 15時) (
レス) id: 2b716bd248 (このIDを非表示/違反報告)
エレイン - とっても可愛らしいイラストで感動しました！小説も面白いし素晴らしいです！これからも頑張ってください！ (2016年8月22日 11時) (レス) id: b8676a81ac (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - あおがみさん» あれ？知らなかったんですか？ (2016年5月15日 4時) (レス) id: b4895c0cf1 (このIDを非表示/違反報告)
あおがみ(プロフ) - 鈴村ってお人よしだったんだｗ初耳ぃ！ｗ (2016年5月15日 1時) (レス) id: d3ead911d5 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - あおがみさん» それが鈴村さんと言う男ですよ、鈴村さん (2016年5月3日 22時) (レス) id: b4895c0cf1 (このIDを非表示/違反報告)
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