10話 ページ11
これはマーリンが植物園で花の手入れをしている時のことだ
「ねぇ、そこで何やってんの？」
「……君は…」
高身長の生徒がマーリンに話しかけてきた
マーリンはこの高身長の生徒を知っている、オクタヴィネル寮(指定暴力団)に所属している生徒フロイド・リーチ
よくマーリンはフロイドがリドルをからかっているのをよくみる
からかうだけならいい、でもこの子は気分で人を締めたりするらしくヤバイ奴らしいとマーリンは噂で聞いている
だが、マーリンが怖がるわけない
彼女にとってお婆ちゃんが怖いからだ
「だからさぁ〜何やってんのって聞いてんの」
「これは見ての通り、花の手入れしてるんだよ」
「花って植えて水あげるだけでいいんじゃねーの？」
「それは一部の花だけさ、花によってはデリケートなものもあってね、ただ水をあげてはい、終わりなんてしたら枯れるときがあるんだよ。」
「ふーん」
つまんなそうに聞いてんなこの子
よくわからないけど、この子どっか行ってくんないかな？
この子が嫌いというわけではないが
なんというか、作業を妨害するような気がするからだ
単純に、リドルくんと同じようになりたくない
まぁ、花の手入れを邪魔されなければいいけど
「ねぇ〜なんか面白いことやってくんね？面白くなかったら締める」
「難題かつ理不尽なことをいうなぁ！きみ！！」
案の定、マーリンはからまれた
しかも難題付きで
「ほらはやく〜」
「はぁ、わかったよ」
からまれてしまったなら仕方ないとマーリンは思いながら、マーリンは魔法を使う
マーリンが得意である幻術魔法で演出をすることにした
マーリンが魔法を使った瞬間、多くの花が空中で咲き誇った
花が舞い、最後にはマーリンが“パチンッ”と指パッチンをしてキラキラ〜っとなって散った
フロイドはその演出を見て目を光らせていた
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アテネ - これから更新するんですか？ (5月21日 21時) (
レス) @page32 id: 26234630b7 (このIDを非表示/違反報告)
白帆の麦 - 宵崎夜鶴『黒雪』さん» コメントありがとうございます！嬉しいです！！！ (2021年9月14日 1時) (レス) id: dfe7ff6721 (このIDを非表示/違反報告)
宵崎夜鶴『黒雪』 - これからも更新頑張ってください！ (2021年9月9日 20時) (レス) id: 195fc26f4f (このIDを非表示/違反報告)
宵崎夜鶴『黒雪』 - はじめまして、とても素敵な作品です！ (2021年9月9日 20時) (レス) id: 195fc26f4f (このIDを非表示/違反報告)
どん - 分かりました、更新頑張ってください応援してます (2021年7月1日 8時) (レス) id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白帆の麦 | 作成日時：2020年10月5日 11時
