人になった君へ ページ4
吉田｢んー？レグルス、どうしたの？｣
レグルス｢別になんでもない。お前は僕に何か期待しているのか？何で僕がお前のためにお土産を買ってきてると思ってるんだ。そもそもそれを強要するのは僕の自由の権利の侵害だよね？ああ間違いない！いや、君の性格は否定しないが｣
吉田｢お土産ありがとー！二日ぶりに旦那三人揃ったね！｣
レグルス｢何で見つかった！！！｣
銀時｢俺の糖分センサーは誤魔化せんぞ！｣
レグルス｢よし、後で殺す。それはそいつのためだけに...！｣
響子｢うっさい、誘拐犯。お母様！私にも分けてください！｣
吉田｢はいはい。レグルス、おいで。松陽がお茶を淹れてくれてるよ。｣
...Aお姉ちゃんだ。
英智｢お姉ちゃん！｣
吉田｢...英智、あなたは強い子になってね。｣
英智｢お姉ちゃん...僕の病気はもう治ったよ。君と肩を並べて戦えるぐらい、強い子になったじゃないか...今だって皆傍にいるじゃないか！！！｣
吉田｢いないよ。もう消えちゃった。｣
ずっと望んでいた光景なのに、それは悪意ある敵に奪われた。
ねえ、どうして
吉田｢ごめんね、英智。あなたは生きてね。｣
｢ッあ！？｣
英智｢...！｣
吉田...危なかった...咄嗟に蹴り飛ばしたのが正解だったな。出番だ、侵蝕者。｣
また奪われるのか？こんなにも頑張ったのに...どうして諦めてくれないんだ。
英智｢Aお姉ちゃんっ...｣
吉田｢お前らがどんな色も受け入れる白組なら、俺は血を好む破壊の赤組ってところか？お前らの白も真っ赤に染め上げてやるよ。｣
伏見｢坊ちゃま！下がってください！｣
動け...動け！早く刀を使え！！！
英智｢頼む...動いてくれッ...！｣
五条｢この範囲だと君の技は無茶すぎる。｣
エルキドゥ｢ならあなたは！？｣
五条｢...呪力が通じなかった相手だ。さすがにこれは...｣
紺ノ助｢一閃。｣
...紺ノ助？
紺ノ助｢チッ...ここまで来て侵蝕者の相手かよ。中也、出番だ。お前らにも文豪の魂を宿らせてある！さっさと殲滅させて、あのクソ男を追うぞ！！！｣
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作者名：琲世 | 作成日時：2021年1月18日 19時
