残り僅かの余命1【H×H】【幻影旅団】

15話 就寝しよう ページ16

「今日は少し冷えるわね…」と一人自室に戻り独り言を口にした。






部屋に１つだけある唯一の窓を開けて寒さがどれくらいなのか肌で感じてみようと思ったので勢いよく開けてみた。




「んっ…！」


バッと開けた窓から冷気と共に強風が吹き込んだ。



ほかりっぱなしにしていた資料が風に飛ばされて空をバラバラと舞う。







「寒っ……」



慌てて窓を閉じると散らばった資料へ視線を落とす。






あ〜あ……せっかくまとめたのに、散らかっちゃった。







面倒だ…しかし片付けねば。そう頭では思ったのだが体がそれを阻むように眠気を一気に誘ってきた。






今日は疲れたから…眠たそうな大きな目を擦りながら時計を確認すると深夜2時を指していた。






「わっ…もうそんな時間なのね。バーとクロロの部屋に長居し過ぎたわ」






明日も朝は早いというのにもう寝る時間があまりない。






朝の支度もあるので、5時には起きていたかったのだ。




あと3時間。
たったこれだけで体は回復するのだろうか。と思いながら簡素な古いベットへ横たわった。






動くたびにギシギシとなく少し固いベッド。おまけに飾り気が全くない。





本当に年頃の女性が寝ているのかと疑いたくもなるが本人は特に気にしておらず何も言わずそこで寝ていた。







別に、他の誰かと寝る予定なんてないし。





ふぁぁ〜…とひとつあくびをして目を閉じる。





当たり前だが世界が真っ暗になる。
その暗闇に誘われるようにAはスゥー…と眠りへ落ちていった。

16話 理想の朝→←14話 試し

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す