第６４話 ページ22
〈次の日 夕方頃〉
フェイはまた、朝早くに出て行った
彼が部屋から出る間際に目を覚ました私は、ベッドの上から動かずに「どこ行くの？」と聞いた
フェイは行き先を言わず、「今日は帰らない」と一言告げた
心が重い。
寮に同居そうそう、浮気？
いい度胸よね、バレるのも時間の問題だわ
結局クリスマスがだめな理由も言ってくれなかった
こんなのが続くようであれば、寮の部屋をどちらかが解約するのも遠い話じゃない
トークアプリの通知は0件
今話したい相手もいない
テレビ番組はどれもつまらない
こんなに退屈ならばする事なんて勉強くらいしかなくなっちゃうわ
勉強っていうのは、ちょっとしているだけでも「もうこんな時間？！」てなっちゃう
それは私が1度やったら集中しちゃう型だからかな
おかげでお昼すぎから始めていたのが、気づけばもう18時をまわってる
フェイなんてどうでもいい！
今だけは忘れて、
よし！と思い、またペンを持った時だった
部屋にノックの音が響き渡った
「気のせい？」なんてしばらく動きを止めていると、また同じノックの音が聞こえた
間違いなくこれは私の部屋がノックされてる
誰かな？
シーク？ミント？
他に思い当たる節がない
フェイだとしたらどうして自分でドアを開けないの？ってなるし
それでも少し、フェイの事を思って開けたドアの先の光景を見てがっかりした
フェイじゃない。
と、同時に、
「誰？」と眉をひそめた
そこには見た事のないスーツ姿の女の人がいた
貴女「あの…どちら様ですか？」
？？「あら、ごめんなさい。そんな怖い顔しないで」
女の人はかけていたサングラスを外し、私を綺麗な目で見つめた
「別に、驚かせるつもりはなかったのよ」
と少し笑いながら名刺を差し出した
カメル「私はカメル
Aちゃん、貴女の事をスカウトしに来ました」
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らてらて(プロフ) - ゆっずーさん» 素直でしたら尚更嬉しいですよ。更新楽しみにしていてください！ (2018年4月4日 18時) (
レス) id: 0e56c87487 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっずー - らてらてさん» すみません、レス遅れました。 大袈裟ですよ、本当に思った事、素直に書いただけですから。 (2018年4月4日 1時) (レス) id: d0b7cd0908 (このIDを非表示/違反報告)
らてらて(プロフ) - ゆっずーさん» コメントありがとうございます！これからも応援してくれるだなんて...更新頑張れちゃいますよ...っ！ (2018年4月2日 13時) (レス) id: 0e56c87487 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっずー - うわぁ…。フェイに重症だ…。大分前からだけど、重症です…。辛い…。あっ。(1)の方にもコメント書きました。すみません、いつもの如く、注意？です。でも、本当に大好きですわぁ。これからも応援しますよ。 (2018年4月2日 0時) (レス) id: d0b7cd0908 (このIDを非表示/違反報告)
らてらて(プロフ) - りっちゃんさん» 了解しました！明日中に見れるようにしますね！！ (2018年3月31日 22時) (レス) id: 0e56c87487 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユメ使い | 作成日時：2018年3月11日 19時
