第60話 ページ18
〈数ヶ月後 寮〉
鼻歌を歌っている
私はこのメロディーが好きで、何度も何度も繰り返して歌う
「うるさい」とフェイに言われるけど、そんなの気にしないもん←
歌いながら、次々と飾り付けを終えていく
最後に、少し大きめな星をてっぺんにつけた
貴女「ふふ、完璧…
ねぇ見て見てフェイ!!綺麗でしょ!」
フェイ「おいA…
クリスマスは2週間後よ、少し早すぎね」
貴女「なによ、ケチケチしないで」
そう、もうすぐクリスマス
私ははりきって小さなツリーを部屋の隅に飾った
クリスマスと言えば、恋人のラブイベントの1つ…そう、大切な日…♥
うーん、どこに行こうかな?
少し遠出するとか?
あぁでも、近場の街がライトアップされるって言ってたな…それも見たいし
でもでも、おうちデートなんてのもわりとありかも…!
私はセミダブルのベッドに寝転がったフェイのところへ行き、雑誌を見せた
貴女「ねぇフェイ!!どこ行きたい?私ここ行きたい!」
フェイ「…じゃあそこでいいね」
貴女「え、もうちょっと意見出してよ…あ、ここもいいね!」
フェイ「じゃあそこにするか」
貴女「あーでもここも捨て難い」
フェイ「じゃそちにするよ」
貴女「あ!ここ!ここ綺麗だよ!ねぇフェイ!!」
フェイ「お前はどこに行きたいのかハキリしろ(怒)」
貴女「怒らないでよぉ…候補多すぎて私だって困ってるんだから
だからフェイの意見を聞いてるんでしょ?」
フェイは黙って仰向けになりながら、またスマホをいじりだした
もう、ほんと人の話聞かない
でも
「ワタシは、お前と行けるならどこだていいね」
なんて、呟いてくれた
そんな一言が、私にとってどれだけ嬉しいか…この人は分かっているのだろうか。
58人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
らてらて(プロフ) - ゆっずーさん» 素直でしたら尚更嬉しいですよ。更新楽しみにしていてください! (2018年4月4日 18時) (レス) id: 0e56c87487 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっずー - らてらてさん» すみません、レス遅れました。 大袈裟ですよ、本当に思った事、素直に書いただけですから。 (2018年4月4日 1時) (レス) id: d0b7cd0908 (このIDを非表示/違反報告)
らてらて(プロフ) - ゆっずーさん» コメントありがとうございます!これからも応援してくれるだなんて...更新頑張れちゃいますよ...っ! (2018年4月2日 13時) (レス) id: 0e56c87487 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっずー - うわぁ…。フェイに重症だ…。大分前からだけど、重症です…。辛い…。あっ。(1)の方にもコメント書きました。すみません、いつもの如く、注意?です。でも、本当に大好きですわぁ。これからも応援しますよ。 (2018年4月2日 0時) (レス) id: d0b7cd0908 (このIDを非表示/違反報告)
らてらて(プロフ) - りっちゃんさん» 了解しました!明日中に見れるようにしますね!! (2018年3月31日 22時) (レス) id: 0e56c87487 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ユメ使い | 作成日時:2018年3月11日 19時