【歌い手】王様ゲーム……ではなく王様ドッジなり (ページ24)

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王様ドッジ23 ページ24

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センラ「確かに、うらたんだけええとこ行くんはずるいなー」

志麻「どさくさに紛れてまたキスしようとしてるんー？大胆やなー」

うらた「行動に移したもん勝ちだよ」

(^ω^)←こんな顔しながら私はゆっくり後ろに下がる

そして体育館から出るという作戦があるんだぞ！

もう成功しかしないわ(フラグ)

センラ「そーやってな、先先進むんも良くないで」

志麻「俺らも一応好きなんやから」

(^ω^)

よし今だ！！

50m走、この高一今の年で9秒の遅いマンがいくぜ！！！

私はチャンスを見計らって走り出した

パシッ

ん？

『なんだ前に進めな……』

坂田「どこ行こうとしてるん？俺もついてくでー」

『…………忘れてたああああああこいつがいたんだ！！！』

まさかずっっと私の行動を監視……？！

気持ちわりぃな！！！←

まぁともかく逃げられませんねありがとうございます

うらた「お前ら3人に言っとく。Aは俺のだ」

は？(憤怒)

いつてめぇのモノになったんだお？！

なにドヤってんの？！

あほなの？！

センラ「ほんまにうらたんのその意地どこから出るんやろか……ちなみにやけど渡す気はありまへんよ」

えっ

志麻「そんな低レベルな争いせんと。俺はAのこと誰よりも好きやから譲らへんでー？」

えっ

坂田「待てや！俺もや！俺もA好きやねん大好きや！！誰に渡すか！！」

お前ら友情壊れんじゃね？

『は、はは……』

私は苦笑いするしかなかった

訂正

苦笑いしかできなかった

どうするものかぁ

にしても私、こんなに好かれてたんだね……w

ちょっと……気にし始めるわ……

だって、

今まで誰にも好かれてなかったしこんなんじゃダメだって思ってオラオラ系女子になったんだけどさー

効果抜群やな(謎の関西弁)

うらた「Aはどうすんだよ」

『いや……そんな事言われてもなぁ』

センラ「優柔不断やなぁ」

志麻「"好きな人"いるやろ？」

坂田「信じるでー」

なっ、

なんでやねん(謎の関西弁V2)

なんで私が決めなきゃなんねーの？！

だれか助けて！！！

全員フるか？！

いや無理だ……

内心……いや外心でもそうだけど

あんなにボロクソ言ってたけどなんだかんだいいヤツらだしさ

せっかく好いてくれてるんだから

優柔不断なままだったら……

でも決められない！！

好きな人？？

そんなの分からない

無茶振りすぎるでしょ？！

ほんと……

私は

誰が好きなの？