沖田総司の脇差参 (ページ41)

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歴史改変された聚楽第ページ41

姫国side
歴史書を書庫になおした翌日、出陣命令がかかった
隊長は、山姥切
で、隊員が僕、清光さん、前田くん、山伏、堀川くん
姫国「歴史改変された世界？」
堀川「それって、歴史って言えるのかな」
姫国「言えないんじゃない？だって、もう改変されちゃってるわけでしょ」
堀川「だったら、なんでそんな場所に行くんだろう」
姫国「さぁね」
清光「ほら行くよー」
姫国、堀川「「はーい」」
僕たちは、聚楽第に出陣した

監査官「来たな」
清光「バックれるわけないでしょー」
監査官「ここは歴史改変された世界。まずは、ここを抜けろ」
監査官が指差した先に、時間遡行軍がうじゃうじゃいる
清光「はっ。あれくらい、準備運動にもならないよ」
前田「ですね」
敵が襲いかかってくる
姫国「うーん。改変された歴史って、軌道修正できるのかな？」
前田「わかりません。できる余地があれば、まだ間に合うのでしょうが、ここはもう、手遅れな気がします」
姫国「だよね」
この、不気味な感じ、ヤダな
山伏「だとしたら、何故監査官殿は拙僧らを呼んだのだ？」
姫国「そっちの方がもっと謎だよね」
大太刀が立ちはだかる
清光「春！」
姫国「はーい」
清光、姫国「二刀開眼！」
清光「はあぁっ！」
姫国「よっと！」
堀川「流石、息ぴったり！」
清光「国広と堀川もね。さっきの見てたよ」
どうやら、二振りも二刀開眼してたらしい
堀川「兄弟が合わせてくれたから」
山姥切「いや。兄弟がいたから、やれると思っただけだ」
姫国「僕とはできないってこと？」
山姥切「い、いや。そういうわけじゃ•••」
堀川「ちょっとー、兄弟をからかわないで！」
姫国「あははっ。ごめんごめん」
清光「国広三兄弟の連携っぷりは、見事なもんだよ」
山伏「拙僧らは、仲の良い兄弟であるからな！カッカッカ！」
前田「日頃の山籠り修行が功をなしているのでしょうね」
姫国「違いない」
その時、監査官が山姥切に鋭い視線を向けているのに、誰一人、気づいていなかった