五十訓 ページ2
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『……銀時って子どもおったと?』
「いる訳ねェだろ!!」
続編が始まって早々
なんと銀時に隠し子が居ることが発覚
「だからいねェって言ってんだろ!!」
だって……ねぇ?
銀時が片腕に抱えとる赤ちゃんは
どう見ても銀時にクリソツだ
髪は銀色の天パ
ふてぶてしい相貌
いやもう銀時やんこの子
銀時に似るとかまじ可哀想とけど←
「おいコラ。全部聞こえてんだからな!」
『んー、でも、やっぱ赤ちゃんやけんかなぁ
銀時に似とるとにめっちゃ可愛く見える』
「無視すんじゃねェよ!!」
銀時に似た赤ちゃん……長いな。
銀ジュニ(銀時ジュニアの略)でいいや←
銀ジュニの頬をつんつんしたり頭を撫でたりするが
さっきと変わらずほぼ無表情だ
『銀ジュニ全然笑わんやん
やっぱ銀時の育て方が問題じゃなかと?
うちが育てた方が絶対良かやん』
「俺のせいにすんじゃねェ!!
てか、銀ジュニって誰だよ!!」
『銀時ジュニアの略』
「だから俺の子ど「銀さァァァァん!!」グハァッ!!」
急に飛んできて銀時に体当たりした紫髪の女の人
「誰よその女!! 私という人が居ながら!!
私がそんな生ぬるいもので泣くとでも思ってるの?
もっとよ!! もっと激し「うるせェ!!」ギャァァァァ!!」
『…………何しよっと?』
どうやらこの女の人は銀時の彼女?らしい←(違う)
まぁ自分の知らん所で
子どもなんておったらそりゃ怒るわな。
「お前変な誤解してそうだから言うけど
コイツは別に彼女とかそんなんじゃねェからな!?
この女は俺のストーカーだからな!?
勘違いすんじゃねェぞ!?」
必死な顔でうちの肩を掴んでガンガン揺らしてくる
やばい。普通に酔うってこれ。
あれ?前にもこがんことあった気がするとけど。
気のせい?←(じいやさんからされた※十四訓参照)
『わ、分かったけん!! お願いやけん辞めろ!!
うち吐く!! 吐くまじで!!』
そう言うと銀時は一息吐いてうちの肩から手を外した
あ″ーーーー、まじ死ぬかと思った。
今度コイツぶん投げてやる。←
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作者名:睡眠足りない布団好き女子 | 作成日時:2021年2月7日 21時