３８話:飴から始まる会話もある ページ40
お久しぶりです(((殴
ちゃんと生きてるぜ(知らんがな)
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
五「えっ！？いっ、従姉弟なんですか！！？」
『うん。』
五「確かに、どちらも苗字に“宮”って入ってますね」
いや、まぁ、そうなんだけど……。
それあまり関係なくて、たまたまなんだよね……。
まぁ、いっか。
『そうだね〜。』
侑／治「A〜！！」
『うわっ。………ツムとサムか……。』
急に背中が重くなって、思わず声を出してしまった。
誤解されたくないので言いますが、決して悪い意味での“うわっ”ではありません。
決して。
ていうか、本当に潰れるかと思った……。
『百歩譲って乗っかるのは良いけど、不意打ちと潰そうとするのはやめて。手加減して。』
ダメージあんまりないと思われるかもしれないけど、結構背中痛いのよ。
不意打ちの攻撃で内心ドキドキされながらも、平然を装う。
表情筋が硬いのが初めて役に立ったかも……。
なんて、馬鹿なことを思う。
侑／治「わかった……。」
しょんぼりしているツムサムの頭を撫で、工の方を向く。
『ごめんね工。お詫びにこれあげる。手、出して。』
と言って、ポケットからお詫びの品を取りだし、差し出された工の掌に乗せる。
五「……飴……ですか……？」
『そうよ！しかも、棒がついてないから、食べててもあんま分からないの！』
と、飴を出され戸惑う工の質問に、嬉々として答える。
“飴博士”と言われた私の飴への情熱を少し語ると、後ろから声がした。
侑「へぇ……。この子がつとむ君なんや……。」
ツムが興味津々な表情で言う。
ツム(因みにサムも)が工のことを知っているのは、メールで“めちゃくちゃ可愛い後輩ができた”って工が入部した日に伝え、そこから何度も私のこの萌えを強制的に聞かされているからだと思う。
改めてこの事実を認めると、なんだかんだ私もお世話になってんだなぁと思った。
いつもお世話になってます。
私が卒業するまで、宜しくね。
『そうだよ。』
五「ごっ、五色工です！」
ピシッと背筋を伸ばし、緊張した顔をする工を見て、可愛いなぁと思う。
工の自己紹介だけで癒された私は、もう満足感があった。
侑「ふ〜ん。なんか、いじめたくなってくるような子やな……。」
この一言がなければ、私はまだ眼福感で満たされていたと思う。
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マカロンエンスストア - 『返信遅れてしまい、大変申し訳ありません。作者はもう引退しましたが、バレー部に入って良かったとは一度も思った事が無いそうです。言い方が気持ち悪いなんて思いませんよ。抹茶さんのお役に立てて良かったです。色々大変だと思いますが、頑張ってください！』 (4月5日 12時) (
レス) id: dd59a0be57 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶(プロフ) - 初見です！最近この小説にハマりました！42ページ目の主様の体験談を読ませて頂きました、私バレー部にしようと思ってて、でも怖くて…助かったんです、救われた気もしました、大分言い方は気持ち悪いと思いますが感謝の気持ちでいっぱいです、ありがとうございます。 (2023年4月8日 23時) (レス) @page42 id: bfa6cc4a30 (このIDを非表示/違反報告)
マカロンエンスストア - ふゆんさん» 『返信遅れてしまい、大変申し訳ありません。あっ、あまりからかわないで下さい!!///』 (2021年12月12日 15時) (レス) id: 9ba472c6e1 (このIDを非表示/違反報告)
マカロンエンスストア - 日向好き♡さん» 『返信遅れてしまい、大変申し訳ありません。ありがとうございます!これからも応援、よろしくお願いします‼』 (2021年12月12日 15時) (レス) @page12 id: 9ba472c6e1 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆん(プロフ) - こんにちは！11話の夢主ちゃんかわいいです！ (2021年11月23日 7時) (レス) @page12 id: c16e0ca123 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マカロンエンスストア | 作者ホームページ：http
作成日時：2020年3月8日 13時
