３６話:二人からのタックル ページ38
お待たせ致しました！！
はい。作者は引っ込んでとっとと本編入ります。()
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
体育館の入り口から徐々に近づいてくる黒い集団。
それを睨むように見ていると、二人と目があった。
その二人は背丈も顔もほぼ同じで、私を見るや否や、子供のように目を輝かした。
そして………思いっきりタックルをされた。
私は当然、男子高校生二人を同時に支える事も出来ず、うわっ！と声をあげながら尻餅をついた。
『………ひっ、久し振り………ね………。ツム………サム………。』
と、タックルしてきた二人の名を呼ぶ。
侑「おう！久し振りやな！！」
治「元気にしとったか？」
と、私を見上げて言う。
『元気だけど………ツムサムの方が元気そうね………。』
まだツムサムが乗っているせいか、酸欠しそうになる。
侑「ちゃう！俺の方が元気や！！」
治「何言うとんねん。俺の方が元気や。」
侑「なんやと！！」
そんな私を露知らず、どちらが元気かというしょうもない喧嘩している。
ちょっと………稲荷崎の人達………何とかして………。
？「どんな関係か知らんけど、他高生に迷惑かけんなや。」
そろそろ死 ぬ……と思っていたら、誰かの声がした。
声がした方を向くと、私の真っ正面で仁王立ちをしていた。
黒い………稲荷崎だ。
あっ。黒いって、烏野も黒だった………。
そんなことは兎も角、この人の正論凄いな。
私も勉強しようかなと、私も私でしょうもないことを考えていると、ツムとサムが真っ青で回収されていった。
何故……と唖然としていると、ツムサムが退いたのに立ち上がらない私を不思議に思ったのか、手を差しのべてきた。
私はまだ頭が追い付かないが、無意識にその人の手を握って、立ち上がらせてもらった。
？「大丈夫か？ごめんな。」
と、心配そうに言われて、ハッと意識を戻す。
『うっ、うん。大丈夫。いつものことだから。』
北「………北信介。稲荷崎の主将や。よろしゅうな。」
『あっ。凉篠宮A。白鳥沢のマネージャー。こちらこそ宜しく。』
そんなこんなで、皆の注目を浴びていると知らずに、私は北君と普通に自己紹介をした。
南の痛い視線でようやく気づいたときは、南に初めて感謝した。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 681人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
マカロンエンスストア - 『返信遅れてしまい、大変申し訳ありません。作者はもう引退しましたが、バレー部に入って良かったとは一度も思った事が無いそうです。言い方が気持ち悪いなんて思いませんよ。抹茶さんのお役に立てて良かったです。色々大変だと思いますが、頑張ってください！』 (4月5日 12時) (
レス) id: dd59a0be57 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶(プロフ) - 初見です！最近この小説にハマりました！42ページ目の主様の体験談を読ませて頂きました、私バレー部にしようと思ってて、でも怖くて…助かったんです、救われた気もしました、大分言い方は気持ち悪いと思いますが感謝の気持ちでいっぱいです、ありがとうございます。 (2023年4月8日 23時) (レス) @page42 id: bfa6cc4a30 (このIDを非表示/違反報告)
マカロンエンスストア - ふゆんさん» 『返信遅れてしまい、大変申し訳ありません。あっ、あまりからかわないで下さい!!///』 (2021年12月12日 15時) (レス) id: 9ba472c6e1 (このIDを非表示/違反報告)
マカロンエンスストア - 日向好き♡さん» 『返信遅れてしまい、大変申し訳ありません。ありがとうございます!これからも応援、よろしくお願いします‼』 (2021年12月12日 15時) (レス) @page12 id: 9ba472c6e1 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆん(プロフ) - こんにちは！11話の夢主ちゃんかわいいです！ (2021年11月23日 7時) (レス) @page12 id: c16e0ca123 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：マカロンエンスストア | 作者ホームページ：http
作成日時：2020年3月8日 13時
