１４話:何か怪しい ページ15
全然南が夢主に手を出さない件。
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瀬「ここは白鳥沢の部屋。流石にマネのところには行きづらいからな。」
あー。なるほど。
大「時間は６時だな。」
時計を見ながら答える大平。
あっ。本当だ。
『有り難う。…………で、後輩達はいつまで赤いの？』
ビクリと肩を揺らす３人。
皆して視線を逸らす。また拗ねるよ。
と、思い実行しかけたけど、流石に先輩らしくないと思い止めた。
ここは誰かに聞いた方が早いな。
そうだな……。天然で正直な牛島に聞こう。
『牛島。この３人はどうしたの？』
牛「？俺には分からない。」
そっか〜。
『瀬見、大平、天童。』
ちょっと瀬見と大平。苦笑いで誤魔化さないでよ。
天童は相変わらずニヤニヤしている。
『………後で聞くからね。私、ご飯の手伝いしてくる。』
天「アレ？でも今日はAは当番じゃないって聞いてるけど？」
潔子は確か、今日ご飯の当番だったはず。
潔子には相談に乗ってもらったから、お礼を伝えるついでに手伝おうと思う。
それに、料理は好きだし。
『良いの。じゃあ、行ってくる。』
白「俺もいきます。」
何でよ。
『………私、方向音痴じゃないから。』
白「良いから行きますよ。」
いや。良くないと思う。
私の腕を引っ張り、無理矢理立たせ、行かせる。
『何で白布も一緒に来てくれるの？』
白「何でだと思います？」
えー。そんなの………
『分かんないよ。』
白「なら、分かんないままで良いです。」
あのさ。一応私、先輩ね？
『良くないよ。私、受験生だよ？』
白「そういうことじゃないのに………。」ﾎﾞｿｯ
じゃあ、どういう意味よ。
ダメだ。全然分からない。
もしかして、白布も牛島と同じ天然属性？
そんなことを考えていると、食堂に着いた。
白「では。」
『ん。有り難う。』ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
ちょっとだけ撫でて、白布と別れた。
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白「あの人、鈍すぎでしょ………。///」
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作者名：マカロンエンスストア | 作者ホームページ：http
作成日時：2020年3月8日 13時
