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白布side
あの日姿を消してどこに行ったかわからなくなったいとこ
胡蝶Aと再開した
見た時はすっげぇ嬉しかったけど
俺の知っているあいつじゃなかった
笑顔は偽りのもので名前も日向Aと名乗っている
どうなってるんだ?
あいつは俺の知っているAじゃなくなっていた
はじめ知らない人のふりをされた時はすげぇ悲しかった
今、変わり果てたAと昼飯を食べに来ている
『久しぶりですね〜一緒にご飯なんて』
「お前が急に居なくなったからな」
『それよりも。余計なことはしないでくださいって言いましたよね。皆さんに言ったでしょう家族のこと』
「みんなの前であんな話したんだからいつか必ず聞かれる。いつか知られるんだったらいいだろ」
『うーん私は許可してないのですが…まぁいいでしょう。』
「それよりお前これからも日向Aとしてやっていくのか」
『もちろん。胡蝶Aは捨てた。私が弱かったから家族を全て失ったんです。弱い胡蝶Aを捨て強い日向Aになるんです。さすがにAという名前は捨てられなかったのでまだ弱いままです。(ニコッ)』
Aが胡蝶Aについて話している時はとても辛そうだった
「名前は親からの初めての贈り物だからそれは弱いに入らないんじゃねぇの?」
『…そうですね(ニコッ)』
「俺出すからいいよ」
『じゃあお言葉に甘えて…ありがとうございます(ニコッ)』
会計の時そういうとニコリと微笑むA
前なら〈何言ってるの!?払うに決まってるじゃないの!〉って言って無理やり金を持たせてきたのに
俺たちは今まで離れてた間何があったか話しながらあるところに向かう
『父さん、母さん、姉さん…久しぶり(ニコッ)』
「おじさん、おばさん、カナエさん、お久しぶりです」
胡蝶家墓ー
「俺階段のところいるから」
『うん』
俺が一緒にいたら悔しいけどAの本音は聞けない
俺は嘘をついて近くに身を潜める
『姉さん…私は姉さんが好きだった笑顔…続けられなかったんだ、ごめんね。やっぱ私弱いよ。姉さんみたいになれないよ。』
あの短期間でAは家族を失った
辛そうに話しかけるAを見ていると胸が苦しくなる
胡蝶家族のことが大好きだった俺
あの時何も出来なかった俺が憎い
あの時なんで一緒にいてやれなかった
あの時なんで声をかけられなかった
,
「…くそ、なんでだよ………」
俺は階段に行き座ると声を殺して泣いた
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ゆーちゃん - MiSoさん» こちらこそありがとうございました!ニヤケながらww私も他の人の作品読む時にやにやしてますwww本編の内容のアイデアありがとうございます!!早速書いてみようと思います!これからもできる限り頑張りますね!!! (2020年4月5日 21時) (レス) id: 7f971285c9 (このIDを非表示/違反報告)
MiSo(プロフ) - リクエスト書いていただきありがとうございました!!ちょっとニヤけながら読ませていただきましたwさすが神様でs((殴 本編の内容で夢主ちゃんの学校のこととか普段の過ごし方とかはいかがでしょうか?これからも応援しています!! (2020年4月5日 14時) (レス) id: 78c105b37d (このIDを非表示/違反報告)
ゆーちゃん - かつお節さん» ありがとうございます!更新最近少し行き詰まってますけど頑張ってみますね! (2020年4月3日 16時) (レス) id: 7f971285c9 (このIDを非表示/違反報告)
かつお節 - とても気に入りました。私も鬼滅の刃とハイキュー大好きなんですー更新楽しみにしています。 (2020年4月3日 15時) (レス) id: 0335aceecb (このIDを非表示/違反報告)
MiSo(プロフ) - ゆーちゃんさん» ありがとうございます!楽しみにしてます! (2020年3月24日 12時) (レス) id: 78c105b37d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆーちゃん | 作成日時:2020年3月23日 13時