4話 ページ6
『はぁっ…はぁっ…つ、疲れた……』
後々、私は見事フラグを回収し、お母さんに追いかけ回された。
ーーーいやぁぁあああー!!!来ないでー!!!
ーーー待ちなさいAちゃん!!なんでお家に居られないのー!!!???
※家に帰ると毎回こうなる。
無事に、お母さんを振り切れたA。
『心配してくれるのはありがたいんだけど、限度っていうのがあるよね〜((^^;;』
?「姉さん!!!!!」
『!!』
((ガバッ
その時、Aの胸に強い衝撃が走った。
『キル…ア?』
キル「姉さんのバカ!!!
なんで俺に会わずに出ていくんだよ!!!」
Aに飛び込んできたのは、Aの弟、キルアだ。
『あ、いや、最近構ってあげられてないし、私、キルアに嫌われてるかと思ってたから…』
突然キルアが現れたもんだから、すごくテンパるA。
キル「そんなことない!!
姉さんは、ほかの兄貴たちと違う…
俺を、俺を兄弟としてみてくれた」
『!』
キルアは小さい頃から期待を寄せられていて、普通の子みたいに遊ばせたり、外へ行かせたり、私より窮屈な生活を送っていた。
私が、親に内緒で、色々やらせてあげたっけ。
『ごめんね、キルア。
もっともっと、構ってあげられればよかったのにね』
キル「うん、だから、俺を連れてって」
『…え?』
キル「いいだろ?これから俺にいーっぱい構って!
姉さん?」
『う、う、うん?』
これは…………これから大変なことになりそうだ
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作者名:Luna | 作成日時:2018年12月10日 22時