それは素敵 ページ27
夕張「なに、同情しに来たの?」
完全にぶりっ子捨てた夕張さん
声も裏声じゃなくて普通、ていうかそっちの方が良いんじゃない?
『同情はしないよ、正直スッキリした』
夕張「性格悪」
『よく言われる、ていうかさ戻ろうよ』
夕張「嫌だよっ、さっきので完全に姫華の気持ちバレたもん、もう嫌だよっ」
バレてたのはさっきじゃなくて元からな件について、て言うかあんだけ恥ずかしい声出して平気なのにコレは恥ずかしいんだ。
『わかんないよ、今ので今までので本気で好きですって気持ち、宮侑に伝わったと思う?
私は思わない、それに此処は仕事場、仕事場で相手に気持ちを伝えるにはちゃんと仕事してないといけない。
今の夕張さんの「伝える」じゃ「伝わる」訳ない
ちゃんと仕事して、仕事場のルールでアピールした方がまだ希望はあると思う』
夕張「そんなの分かんないじゃん!嫌だよ、恥ずかしいし...」
『大丈夫だって!!ほら、戻ろ?』
手を引っ張って戻らせようとする
だけど、ひとつ言いたいことがあった
『誰かのことを好きになるとか、恥ずかしいとか思える気持ちは素敵だと思うよ』
.
おっさん「あ!姫華ちゃんおかえり〜、叔父さんにさっきのやって...」
夕張「叔父さんごめんなさい、姫華もうそういう事はしないって決めたの」
あまりの豹変ぶりに驚きを隠せない店の皆さん。
でも次第に受け入れたのか何なのか、ニコって笑って自分の仕事に戻ってく
侑「夕張さんになに言ったんや?」
『別になんも言っとらんわ、て言うか宮侑はどっちの夕張さんが好き?』
侑「Loveとかの好きじゃなければ今の方や」
ほら、ちゃんとやれば誰かは見てくれてるんだよ
仕事が終わる時間が珍しく被った。
そしていきなり突然、話しかけられた。
夕張「Aちゃん、好きな人居るよね??」
突然のことに頭が追いつかなくなった。
『え、あうんまぁ...』
夕張「やっぱり!応援してるよ!」
『あ、ありがとう??』
突然応援された。
夕張さんは、それ言いたかっただけだから!
と言って嵐のように去っていった
今や仕事の最後の方、そっちの方が何だか夕張さんはキラキラしてる気がした。
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まりん(プロフ) - こんにちは!つい先程この作品を見つけまして、面白くて一気読みしてしまいました!!最後ちゃんと、幸せそうでこちらまで幸せになりました!いい作品をありがとうございました(*'ω') (2020年5月24日 11時) (レス) id: fe7f017b9c (このIDを非表示/違反報告)
夏蜜柑(プロフ) - 莉穂さん» ごめんなさい!最低以下すぎて何も言えません。ココまで読んでくださったのに本当にごめんなさい、 (2020年5月8日 13時) (レス) id: cd57ad852b (このIDを非表示/違反報告)
莉穂 - 終わらせ方最悪ですね、最低以下だと思います。 (2020年5月8日 13時) (レス) id: 53cb6ff5ec (このIDを非表示/違反報告)
シロ(プロフ) - てぃむさん» こんにちは!最初のシリーズからありがとうございます!!見るのを楽しんでもらえて嬉しいです!更新頑張りますね! (2020年4月11日 19時) (レス) id: 1aa23a7ddd (このIDを非表示/違反報告)
てぃむ - こんにちは!最初のシリーズからずっとみさせてもらってます。本当に凄く素晴らしい作品だと思います。見るのが楽しくて楽しくて笑笑。これからも頑張ってください応援しています。 (2020年4月11日 19時) (レス) id: f2e4c2a71c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シロ | 作成日時:2020年3月28日 19時