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64話 ページ22

貴方side


ぎゅうっと腕に力を込める。髪の毛から花の香りが匂う。懐かしい、ずっと会いたかった人


歌川「ちょっ、苦しいよ!」


そう言われても、腕の力は強くなっていく一方で、詩音の肩が私の涙で濡れていった。


『...っ、バカ!....なんで勝手にいなくなってんの。辛かったんなら言ってくれたらよかったのに。』


1度溢れ出した涙は止まってくれなくて、どんどん詩音の制服が濡れていく。



歌川「ごめんね...1人で抱え込んじゃって。Aにちゃんと相談したらよかったね。」



詩音もポロポロ涙を流していく。



そのままお互いしばらく無言だった。



やっとおさまってきた涙を拭って、詩音に話しかける。


『ねぇ詩音。あのとき何があったの?どうして私に会いに来てくれたの?』



まだ少し泣いている詩音をじっと見つめて聞いた。



歌川「.....それはね...ーー...ーーー」



その後詩音から聞いた話は、すごく辛いことで、止まっていたはずの涙がまた落ちてきて、ある人に対する怒りと憎しみを私の中に植え付けた。









渚side



突然音無さんは意識を失ってしまった。



慌てる茅野の声に、僕やみんなも不安で、慌てていた。



磯貝 カルマ 前原「「「どいて/どけ」」」


3人が同時に言った。


カルマくんがベットまで音無さんを運び、前原くんは音無さんの寝るベットを準備し、磯貝くんは氷枕や湯たんぽなどを用意し



テキパキと冷静に動いていた。



僕はだんだん冷静になり、茅野に声をかけた。


渚「茅野、大丈夫?」


茅野「...な、ぎさ、Aちゃん大丈夫だよね?」


不安の声、揺らつく瞳。


僕は茅野を抱きしめて、背中を撫でた。



渚「大丈夫、大丈夫だから。」



そうすると茅野もだんだん落ち着いてきたのか、そっと僕から離れた


茅野「もう、大丈夫だから。ありがと」



そう言って、音無さんのベットに行き手をぎゅうっと握っていた。

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設定タグ:ハイキュー , 暗殺教室 , 逆ハー   
作品ジャンル:アニメ
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ソラ - これもう、完結でよくね? (2020年12月21日 17時) (レス) id: 656b92ea12 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶タピオカ2号(プロフ) - とても面白かったです( ≧∀≦)ノ (2020年7月11日 11時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)
オーちゃん(プロフ) - ああああさん» ありがとうございますっ!頑張りますね! (2019年10月6日 0時) (レス) id: 16d57a3306 (このIDを非表示/違反報告)
ああああ - がんばってください (2019年8月25日 22時) (レス) id: f48210ec73 (このIDを非表示/違反報告)
オーちゃん(プロフ) - 天華さん» ありがとうございますぅぅぅぅぅぅぅww頑張りますねぇぇぇぇぇww (2019年5月23日 0時) (レス) id: 16d57a3306 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:オーちゃん x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/novelErikaOonisi/  
作成日時:2017年9月24日 23時

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