53話 ページ11
貴方side
俺の右頬が叩かれたと気付くのにそんなに時間はかからなかった。
『えっ、』
叩いたのは、茅野だった。
「Aちゃんのバカ!!なんで早く言ってくれなかったの!!」
目に涙を溜めてカエデが言った。
周りを見ると、カルマや渚も心配そうに見ていた。
心配してくれたの?こんな俺のために?
優しすぎるだろ皆。
こう兄や、赤葦、日向達も心配そうに見ていた。
あの及川や青葉城西の人達も申し訳なさそうな顔をしていた。
『ごめんな。茅野、皆も心配させてごめん。』
でも、と俺は言った。
『人殺しのために涙なんて流さないでくれ。』
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ソラ - これもう、完結でよくね? (2020年12月21日 17時) (レス) id: 656b92ea12 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶タピオカ2号(プロフ) - とても面白かったです( ≧∀≦)ノ (2020年7月11日 11時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)
オーちゃん(プロフ) - ああああさん» ありがとうございますっ!頑張りますね! (2019年10月6日 0時) (レス) id: 16d57a3306 (このIDを非表示/違反報告)
ああああ - がんばってください (2019年8月25日 22時) (レス) id: f48210ec73 (このIDを非表示/違反報告)
オーちゃん(プロフ) - 天華さん» ありがとうございますぅぅぅぅぅぅぅww頑張りますねぇぇぇぇぇww (2019年5月23日 0時) (レス) id: 16d57a3306 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:オーちゃん x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/novelErikaOonisi/
作成日時:2017年9月24日 23時