最終決断 ページ18
産屋敷side
「何かほかに言いたい事がある子はいるかい?」
私がそう言うと今までヒーロー達を罵っていた声が止んだ。
『どうして私が良いのかしら?他にも強い子はいるわ』
相澤「それは貴方が鬼殺隊でいちばん強いと!それに生徒たちにもその呼吸とやらを教えて頂きた」
『ならご遠慮するわ』
「そういう事だから、おかえり願おうかな?」
根津「なら、貴女方は何を望まれますか?お金であれば契約時の倍支払いますしそれに」
『嫌と言っているのが聞こえないの?』
凄くニコニコしているけれど目が笑っていないよA。
ミッドナイト「こちらは要望はなんでも聞くと言っているのよ!?」
『なんでも……ねぇ』
おや?何でもに食い付いてしまったか……いやでも何か考えがあるのかな?
『その仕事、引き受けよう』
「おや、どうしてかな?」
瑠璃「そうです師範!そんなヤツらの提案を呑むなんて!」
『奴らは何でもと言った』
「こちらからの条件を出すんだね?」
『もちろん………1つ、私達鬼殺隊には関わるな。2つ、鬼殺隊士に呼吸を教わるな。3つ、私達鬼殺隊の半数をそちらに向かわせる。そして4つ、我々の事を詮索する事、させる事をするな』
相澤「なっ!?」
『どうせ鬼殺隊に入れようとしていた生徒でもいたのだろうがすぐに辞めさせろ。不愉快だ』
「相変わらず凄いね」
『これくらいら呑んで貰わなければ困る』
逆にもっと酷い物もあるぞ?と言いたげな目をしていた。
「ならそれでいこう。他になにか提案がある者はいるかい?」
甘露寺「お姉様には近ずかないで欲しいです」
しのぶ「私は姐様や姉さん、蜜璃さんに触れないで頂きたい」
伊黒「姐様への敬語や態度を徹底しろ」
不死川「基本的に隊士には話しかけるなぁ」
宇髄「地味な奴には用はない!」
カナエ「個性についても聞かないでほしいですね」
錆兎「あくまでも警備の仕事、生徒たちと一緒にするな」
なんだかとっても増えている気がするのだけれど……。
「今出た提案……いや、条件を呑めるのであれば警備の件お引き受けしますよ」
根津「………………分かりました」
相澤「ですが校長!」
「後のことを後々という事で、それでは今日も皆の活躍に期待しているよ」
Aはその言葉を聞いて屋敷をあとにした。
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エレキ - 更新楽しみです (2021年5月28日 23時) (レス) id: 0d096cca08 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっくり四つ葉 - 素晴らしい作品をありがとうございます!更新頑張ってください!熱中症にはお気をつけて! (2020年9月3日 16時) (レス) id: 135b7cf6d1 (このIDを非表示/違反報告)
ラッキー - はじめまして。単刀直入に言います。神小説ですね。次の更新が楽しみです!!待っています! (2020年8月20日 21時) (レス) id: 0413bce67d (このIDを非表示/違反報告)
雲 - 続きが気になりますねぇ! (2020年7月15日 23時) (レス) id: 2a8953498e (このIDを非表示/違反報告)
ばなな味のあくえりあす - 他作品のキャラや話も出るのならキーワードに入れた方が良いんじゃないですか? (2020年5月1日 5時) (レス) id: a72f134362 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:小紫太夫 | 作成日時:2020年4月6日 14時