88話目 ページ26
「ん、わかんない」
私のつぶやきを危機の画才のがこの両隣の方々で。
「お！！先輩が必要だろ！！！」
「I am pen でいいんじゃねぇの？」
上から黒尾さん木兎さんだ。
I am pen.は私はペンですになるでしょ。
というツッコミは心の中でしかしなかったが木兎さんてほんとにバカなんだ。
「どこがわかんねぇの？」
「わかんなくないです、研磨んとこ行ってきます」
「わかんねぇんじゃん」
しぶしぶここです。とワークを指さすと
あーここなぁ。これはわかんの？
と丁寧に教え始める黒尾さん。
「そこは何とか」
「んじゃこれは？」
「それも大丈夫です。」
「じゃあ使う語だけヒント出したらできそうか」
すらすらと黒尾さんは何種類か単語を自分のルーズリーフに書いていく。
「これ使ってみ」
そういって渡されたルーズリーフを見ながら文を作る。
「できてんじゃん」
「ありがとうございました」
「んーところで深森ちゃん古文得意？」
「そこそこできますが。
もしかして黒尾さん一個下の女の子に古文教わろうとしてるんですか？
だっさ。」
いってしまってからやってしまったと後悔する。
少々どころではないとげを含んだいい方は敬語というオブラートでは隠しきれてはいなかった。
「だっさとはなんだ、だっさとは。
俺はしっかりと借りを返せる機会を用意してやっただけだぞ。」
「きゃーありがたーい。
どこがわかんないですか？」
あまり気にしていない様子だったのでそそくさと話題を変える。
「ここ」
そう言って彼がさしたのは俗にいう「漢文」で。
古文と漢文は違うだろ！！
といいたいところだったが、さっきの出来事があったのですこし反省した。
「それ、レ点と一二点の位置逆なだけですよ。」
そういって私は自分の勉強を進めた。
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いちか(プロフ) - 及川さんとの絡みが好きすぎます！ (2021年8月24日 2時) (
レス) id: 04ec5ad602 (このIDを非表示/違反報告)
白夜のダンテ(プロフ) - 割と素直なぬこさん» ありがとうございます。新作の件、参考にさせていただきます。木兎さんとの絡み…できる範囲でやりたいと思います。コメントありがとうございました。 (2021年6月24日 20時) (レス) id: 78c0d6e1f2 (このIDを非表示/違反報告)
割と素直なぬこ - 連続でコメント失礼します。新作どれも面白そうなのですが、せんぱい！をけんまで見たい！私の推しが木兎サンなので本編で絡みもっと欲しい！図々しくすみません…… (2021年6月23日 22時) (レス) id: 146f38e7d4 (このIDを非表示/違反報告)
白夜のダンテ(プロフ) - 割と素直なぬこさん» ありがとうございます！ (2021年5月18日 20時) (レス) id: 78c0d6e1f2 (このIDを非表示/違反報告)
割と素直なぬこ - 続編おめでとう！！頑張ってください！ (2021年5月18日 6時) (レス) id: 348a770f9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫苑 | 作成日時：2021年5月16日 21時
