藍沢先生の日常

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藤川「あの藍沢がくすぐりに弱いなんてな」


緋山「意外すぎるわ」


名取「藍沢先生にも弱点なんてあるんですね」


横峯「藍沢先生もちゃんと人間なんだ」


灰谷「横峯先生失礼だよ」


冴島「気持ちはわかりますよ」





藍沢「にしても新海も橘先生もやりすぎですよ」


新海「お前にこんな弱点があるなんて思わなかったからな」


橘「つい本気になってしまった。すまなかったな」



なんて会話を終えて次の王様を決めることになった。



「「「王様だーれだ！」」」


橘「お！俺が王様だ」


白石「命令どうしますか？」


橘「そうだな……自分の知っている3番の秘密を暴露ってのはどうだ？」


緋山「意外にきついやつですね」


藤川「でも面白そうだな」


緋山「3番誰？」


雪村「名取先生ですね」


フェローたちでコソコソしていると思ったら名取が3番だということを話していたらしい。


冴島「誰から名取先生の秘密を暴露しますか？」



橘「じゃあ、ここは指導医の緋山からシニア、フェローの順番でどうだ？」



緋山「私からですか！？」


藤川「一緒にいる時間長いんだし一つくらい秘密見つかるだろ」


冴島「私はもう暴露する秘密決まりましたよ」


藤川「何か怖いな……」


橘「とりあえず…始めよう！」


緋山「そうですね」





緋山「えーっと…実は名取は涙もろい」



藤川「そういわれれば……」



雪村「確かにそうかも…」



緋山「私の針刺し事件の時も「緋山先生が無事でよかった…」って当人の私以上に泣いてたのよ」



名取「ちょっ…緋山先生……」



横峯「名取先生！王様ゲームなんだから王様の命令は絶対だよ！」



名取「………」



普段仕事中には中々自信を持って発言をしない横峯だが今日は異常に「王様の命令は絶対！」と張り切っているし藤川に並んで口数が多い。



横峯になにも言い返せなかった名取は納得がいかない不満そうな顔で次に名取の秘密を暴露する白石の方を見ている。



白石「名取先生は…………」



藤川「思いつかないのか？」



白石「うん…これといった秘密は…」



白石が秘密を思いつかないということで安心している名取と何か言わせたい藤川＆緋山。



緋山「あっ！じゃあ、あの事は？現場での名取！」


白石「あっ！」



藤川「おっ見つかったか？」



白石「名取先生は心配性！」


藤川「そうか？」



白石「現場での治療とかタフだし勝ったかよく確認しにくるの」



緋山「意外でしょ？」

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