【銀魂】ドsな最狂少年は、夢主振り向かせ計画をたてます！！総「好きでさぁ！」貴「え」≪ドッキュン≫

131発目 ページ36

あたしたちはあの後風呂に入るとそのまま分かれて自室に戻った。
あたしは先ほど机の上にあった紙をクシャッと丸めるとゴミ箱に投げ入れた。

A「ハァ…」

ため息をつきながら布団を敷き、床につく。布団は結構綺麗で誰か干してくれてたんだな、と思いながら眠った。

＊

A「あー……寝すぎた、12時になってるや」

今日の朝は女中の方のお手伝いをしようと思ってたのに……枕の隣で鳴り続けるアラームを止めると起き上がって昨日洗濯しておいた服を取り出す。アレだよ。黒の最初に買ったやつ。

あたしは顔を洗いに洗面所へ入ると______

A「……なんであんた今頃起きてきてんのさ」
「……………………………」

沈黙だ…と思いきや洗面所を出て行ってトイレへ向かってしまった。
なんなんだ、アイツ。
斎藤……なんだっけ？
あたしと顔を洗うと眠気も覚めたようで、

A「よし！！帰るか……」

誰に届く事のない一言を鏡の前の自分に言うと洗面所を後にした。

十四郎の部屋へ行く廊下を通っていると山崎君に会った。

A「ヤッホー。おはよー」
山崎「あ、Aさん。こんにちはです。というかもう12時ですよ？」
A「朝から堅苦しいなー。もっと楽に行こ〜(*^^*)」
山崎「あはは…あ、Aさん飴とかいりますか？さっき5本ほど女中の方にもらって…僕こんないらないんで…」

女中の方からもらったと言ってチュパチャプスを取り出す。リンゴ味をもらうと「ありがと〜」と言ってその場を離れる。十四郎と会った後は帰らなきゃねー

A「十四郎〜おはよーそろそろ帰るね〜？」
土方「お、あぁそうか。俺はちょっと今ついていけれねぇんだ。すまねぇが誰か付き添いを……」

付き添いて……んな過保護な事しなくてもいいのに〜…まったくあたしは子供じゃないですよーだ

A「いいよ、一人でも帰れるから、」
土方「いや、でもあ、おい斎藤！」

斎藤さんはこちらを向くと走ってやってきた。

土方「忙しいところ悪いんだがこいつを万事屋まで届けてくれねぇか？あと、これを差し入れで持ってけ」
斎藤「……………」
A「…………」

なんで何も言わねぇんだぁぁぁぁ！！

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