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「日が暮れたらね、記憶が消えるんだ」

彼女がそう教えてくれたのは朝日が昇る頃だった。
それでも、構わないと思っていた。
私さえ彼女を忘れなければ、それでいい。

夕暮れ空が遠ざかって、浮遊感が全身を包む。
私さえ彼女を忘れなければ、

「ごめんね」

私と彼女の繋がりが、この世から落ちて消え去った。





「夕暮れの忘却者」のサンプル&配布ページです。
本編はこちら


does not scroll執筆状態:連載中




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作者名:Ron$ | 作成日時:2024年3月1日 2時

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