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「…呪霊かなんかの、術式なんですかね。
Aちゃん、僕のこと忘れてしまったんです」
二週間前から、一回の記憶喪失とかじゃなくて、連続的に。
僕の言葉を聞くと、五条先生は
おっかしいな〜と言った後、
僕の知ってる登録済みの呪霊に、
記憶操作できるやついないよ?と言った。
「…明日、僕Aたちの授業だし、見てみるよ。
多分この目だったら微弱な残穢でも見えるだろうしね」
かけているサングラスをくい、とあげた後、
なんか分かったら連絡してあげる、と
僕の方を見た。
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なんでだろ、全く脳に残穢が残ってない。
Aの呪力しか、感じなかったよ。
そう先生に電話で言われ、頬を流れる汗が止まんなかった。
ベタリと肌に張り付き、離れない不快感。
『あれ?乙骨先輩…でしたよね?
汗止まんないみたいですけど…大丈夫ですか?』
「え?あぁ、大丈夫、だよ。
どうしたの?ここまできて」
前から僕を忘れた君が歩いてきて、
僕に問うた。
何にも知らない、忘れてしまった純粋な瞳に
僕は、動揺してしまう。
……違うよね、君、憂太先輩って、読んでたよね。
僕にも敬語が外れちゃったりして、
真希さんには生意気だぞ、って軽く怒られるのまでがセットなのに。
今じゃ、しっかりとした敬語ばっか使われちゃって、
その感覚を忘れちゃいそうだよ。
僕がここにきた理由を問うたら、
合同訓練するから連れてこい、って真希さんから言われました!
と、元気よく言ったAちゃん。
…そっか、今日か。合同訓練は。
君に気を取られすぎて、
予定を把握できてないなんて、
重症だな、と自嘲気味に心の中で笑った。
一緒に行こっか、と声をかければ、
笑顔ではい!と返事するAちゃん。
その表情は、前の君を全く同じで、
胸が、ぎゅっと、締め付けられた気がした。
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和凛 - 初めてまして、憂太らしい純粋な恋でした。更新頑張ってください!リクエストヤンデレ化棘くん作って欲しいです。 (2022年8月21日 5時) (レス) @page6 id: aabcab5ba8 (このIDを非表示/違反報告)
ありあ。(プロフ) - 長文失礼しました🙇🏻♀️🙇🏻♀️⤵️ (2022年8月20日 16時) (レス) id: fa0015969e (このIDを非表示/違反報告)
ありあ。(プロフ) - あ"〜〜好きですぅ〜〜〜!純粋な恋!って感じのもいいですけど、こういう重めの感じのも良いですよね〜〜!文5さんマジ愛す…一生着いて行きます!!()更新等頑張って下さい!無理はしないで下さいね! (2022年8月20日 16時) (レス) @page6 id: fa0015969e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:文5 | 作成日時:2022年8月19日 5時