アホ峰とバ影山 ４

和久南戦、開始 ページ27

「フレーフレー、たァーけェーるゥー」

「「「フレッフレッ、たける！フレッフレッ、和久南！オオーーッ！！」」」




谷地「家族で応援…スゴイ…」


A「なんで翔陽は羨ましそうなんだ;;」


嶋田「ちーす」


谷地「あっ、こんにちは！」


A「こんちはっす、滝ノ上さんは？」


嶋田「あいつは仕事、午後からなら来れるかもって」


冴子「はぁ〜間に合った！アレ？Aちゃんじゃーん！」


A「え、冴子さん！？」


嶋田「？」


冴子「どーも龍之介がいつもお世話になってます！姉の冴子です！

あっ！龍〜！龍ちゃ〜ん！」


嶋田「田中の姉！似てる…」


田中「ゲェッ」


西谷「！姐さん！！」








にしても冴子さんスタイル良いなあ本当…

あんなに胸元開いた服着れないわ…って、







谷地「！？」ｼﾞｰｰｰｰｰ


A「仁花…これから育つって」ﾎﾟﾝｯ


谷地「根拠の無い励ましは逆効果なんだよA」


A「マジレスじゃん…なんかゴメン…」







ピーーーーッ






「これより和久谷南高校 対 烏野高校の試合を始めます！礼！」


「「「お願いシャス！！」」」






田中「サッコォーイ！」


澤村「！」ﾎﾞｯ






嶋田「！レシーブ綺麗に上がった！

まずは一発！速攻で度肝抜いたれ！」







ドキュッッ






菅原「うおお！日向ナイスキー！」



中島「おーし！次すぐ切るぞー！」




嶋田「…和久南の選手、こっちの速攻に驚いてないな」


A「多分、翔陽相手にどう動くかは予め決めてるんでしょうね。だからあの速攻を見ても驚かない慌てない。


私のデータを見る限り、和久南と烏野の相性は悪いんです。もっと言うと和久南は烏野の苦手なタイプなんですよね」



冴子「え、仲悪いの？」


A「プレースタイルの話ですよ！？

今までの傾向からして烏野は、何か突出した武器でガンガン攻めてくる相手より、どっしり自分らのペースを護りつつ、こちらの隙を伺って適切に処理してくる相手を苦手としてます」


嶋田「それって…」


A「音駒や青城がまさにソレっすね」


谷地「なるほど…」


A「動きカタくなんなよ翔陽〜…って、」







澤村「日向お前強豪に警戒されてんじゃないか〜

きっとお前の研究とかしてるんだぞ〜」


日向「強豪に研究される…おれ！」


澤村「いやぁ〜俺達霞むなぁ…」


田中「…」ﾋﾟｸｯ






A「大地さんやる気スイッチ押すの上手すぎだろ」

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