アホ峰とバ影山 ２

番外編 キセキのサプライズ ページ49

これはまだ、私達に笑顔が溢れていた頃のお話









今日は7月20日！私の誕生日なのであーる！


まぁ私も自分の誕生日くらいは、プレゼントとか期待してしまう訳だが…






黄瀬「あ、えっと、Aっち…！きょ、今日の昼休みにサプラi……ミ、ミーティングするから部室に来てくれってキャプテンから伝言ッス！！」


A「…ミーティングな、分かった」





青峰「よ、よぉA！昼休みのサプライズ……やべっ

サ、サプライズミーティング先に行っててくれ！」


A「…分かった」






……下手くそすぎだろ！？！？






大輝に至っては最後まで言い切ったよね！？

やべっ！って聞こえたんだけど！？

サプライズミーティングて何！？

確かにさっき聞かされたからサプライズだけどさ！







…何でこいつらに頼んだんだ征十郎









_____昼休み




大輝「じゃ、じゃあ俺は数学の分からないところ質問してから行くから！さ、先行ってろ！」





いやお前質問なんてした事ねーだろ…

つくならもっとマシな嘘つけよ…

はぁ、部室向かうか…






ガラガラッ






A「失礼しゃーす……あれ…？」





誰もいない…


何、皆どこかに隠れてんの？


いきなりクラッカー鳴るとか…？


いや、まじでいねぇ……帰ろ







ガラガラッ






A「私が嫌われてんのか…？？」







パチッ







A「えっ………！？！？」





キセキ「「「A／っち／ちん／さん！！お誕生日おめでとう！！」」」





ステージの照明が付いたと思ったら、皆がステージの上にいた





桃井「えへへ〜びっくりしたー？」


紫原「Aちんナイスリアクション〜」


緑間「今日の蟹座は一位なのだよ。お前も、俺も、友人の大切さが身に染みるとあったのだよ。」


黒子「いつもありがとうございます、Aさん」


赤司「A、これからもよろしく頼むよ」


黄瀬「ヒドイッスよ赤司っち〜！俺らには嘘の計画伝えてたなんて！！」


青峰「さつきまで俺の事騙しやがって！！」


赤司「ふふっ すまない。お前らがサプライズなんて無理だと思ったからね

その事と、Aの観察眼の鋭さを、敢えて利用させてもらったんだよ」




くそっ…まんまとハマった…




青峰「てかA！！俺らがお前を嫌いになる訳ねーだろ！！」



A「…うん！皆ありがとう！！」ニカッ






あぁ、最高の誕生日だ_______






そんな、キセキみたいな誕生日のお話

第２章 閉幕→←女は強し

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