アホ峰とバ影山 ２

親友の涙 ページ46

従兄弟の京治とそのチームメイトと別れて、今は夕食なんだけど、、、




A「翔陽と飛雄のその食欲はどっから来んだよ…」


月島「本当、見てるこっちが胸焼けする」







〜〜〜♬ 〜〜〜♬







A「あっやべ！！！」


澤村「おい、食事中だぞ」


A「すんません！！……て、さつき？」


田中「それってこの前体育館に来た可愛い子だよな！？」


西谷「出てみろよ！A！スピーカーにしてくれ！」


A「えぇ…」


澤村「急用かもだし、出るだけ出ていいぞ」


A「うぃっす……静かにしててくださいよ？」





ピッ





A「もしもし、さつき？」



桃井『Aっ…！！私…どうしよう！！大ちゃんに嫌われたかもしれないっ！！』



全員「「「！？」」」



A「は！？泣いてんの！？……さつき、落ち着け、何があったのかゆっくりでいいから話して？」



桃井『うん…IHの準々決勝で、きーちゃんのとこと当たって、結果はうちが勝ったんだけど…その時、きーちゃんは足を、青峰くんは肘を痛めたの』



A「……準決、決勝は出さないように図らったら、それが大輝にバレて喧嘩した、とか？」



桃井『！！！うん…

だって赤司くん相手じゃまた無茶するでしょ！？』



A「まぁ…だろうな」



桃井『なのにあいつったら私に、余計な事すんなブス！って言ったんだよ！？』



A「あの馬鹿……;;」




桃井『ぅ、ぅわぁぁぁんん！！！！』




A「さつき、大輝も勢いで言っちゃったんだと思うよ？

今頃、心配になってさつきの事探してるよ笑

あ、そうだ！テツヤのとこ行ってみ？

そんでちゃんと家まで送ってもらいなさい」



桃井『うんっ

あ、もう一個言いたい事があって…

赤司くんもむっくんも、その後の試合出てないの』



A「…大輝が出ないからってこと？」



桃井『多分…むっくんは赤司くんに言われたからだと思うけど…


赤司くん、試合後のインタビューでね


"最初から出ていればもっと楽に勝てたのでは？"


って質問にこう答えてたの









_____それでは面白くも何ともない、って』






A「っ…征十郎…」









さつきとの通話が終わった後、私はそそくさと食堂を出た




澤村「あいつ…やっぱまだ完全には立ち直れてないよな」



清水「自分がバスケを教えたチームメイトに、そんな言葉言われたら…辛いよ」



田中「俺達が支えてやんねーと…」



影山「…」

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