アホ峰とバ影山 ２

限界 ページ42

あれ！？あのバカ2人どこ行った！？





いやぁ〜、私も久しぶりにこんなハイペースで走ったから、つい燃えてきちゃって…(負けず嫌い)





あっ…体育館着いちゃったよ！？






練習試合してる…あれ大学生じゃねーか…？






牛島「お前は…何者だ？」





A「何者、と言われましても…

中学の頃はバスケ部だったんで

でも今は烏野バレー部のマネージャーっすよ」





牛島「バスケ部……選手か？」




A「選手やってた事もありましたけど、中学ではマネージャーとコーチやってました

あ、ちなみに男バスですよ」




牛島「なぜ選手にならなかったんだ」








意外とグイグイくんなこの人…








A「……右肩を、壊したからです」





牛島「そうか……だろうな」






ピクッ






A「…？どういう意味ですか」





牛島「…お前は、選手としても優秀だったのだろう


そんなことは見れば分かる


だが、女であるという点においてお前は、身体の発達や筋肉の付き方は男には劣る



その状態で無理に身体を酷使すれば、故障もするだろう



ましてや、男にさえ負けたくないと思う、お前のような奴はな」






A「私が女だから、男に勝てないのは仕方ない、と言いたいんですか？」





牛島「そうは言っていない


ただ、女が男に勝てるのには限界があるという事だ


いずれどこかで、その限界に気付く時が来る


お前程の優秀な選手ならば、その絶望には耐えきれないだろう」






ザッ ザッ ザッ






女には…限界がある…？





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紫原「女子のAちんに、俺らの何が分かんの〜？

あんま出しゃばんないでくんない〜？」



青峰「お前が女じゃなかったら…俺が求めていた奴だったかもしれねぇのに…！！」

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影山「…ぃ！おい！A！！」



A「！！飛雄…」



日向「こんなとこで突っ立ってどうしたんだよ？牛島さんは？」



A「いや、別に……牛島さんならそろそろ」



牛島「遅かったな」



影山「！」









牛島「_____痩せた土地で、立派は実は実らない」






今、こっち見た…？






日向「青城が痩せた土地なら、俺達はコンクリートか何かですかね？」






ダダンッッ！！！






日向「_____コンクリート出身 日向翔陽です

あなたをブッ倒して、全国へ行きます」





A「…」ニヤッ

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