アホ峰とバ影山 ２

喧嘩の内容 ページ28

田中 「お前ら何してんだよ！外までがっつり声聞こえてんぞ！！」


西谷 「何だお前ら！喧嘩か！」





ガラガラッ





菅原 「やばいやばい！早く！」


澤村 「…ん？どーしたお前ら」


東峰 「なになに、どーしたの？」


西谷 「影山とAが喧嘩ッス！そんで翔陽はビビってます！」


日向 「び、ビビってないですよ！」


月島 「説得力の無さ…」


山口 「だよねツッキー！」


澤村 「はぁ…？なんでこの2人が喧嘩になるんだよ…日向、説明頼む」


日向 「ええっと、まず……」








翔陽が先輩達に説明してる間も


私と飛雄はお互い目を逸らさず、睨み合っていた








澤村 「…なるほど、大体分かった

でもそれは影山g」


影山 「負けた事がないお前に、俺達の気持ちが分かんのか！！昨日負けた時だって、心の中では俺らのことバカにしてたんだろ！？」


田中 「大地さんの話を遮るな！！」

菅原 「影山！！それは言い過ぎだべ！！」







A 「ふっ…あははははは！！！！！




____じゃあお前には私の気持ちが分かんのかよ？」








烏野 「「「ッッッ！？！？」」」ゾワッッ








A 「…確かに、中学の頃は負けた事なんか無かった


だけど！！！！！！


最後の全中の決勝……！！！


あの時私は、勝ったのに…勝ったのに！！


それは今までのどんな挫折よりも苦しかった！！！！


お前にこの気持ちが分かるか！？




周りの歓声なんか耳に入ってこない！




優勝したのに笑顔１つ無いチームメイト！！




相手チームの絶望した顔！！！




そして_______




_______数字の揃った得点板…！！！！」





縁下 「数字…？」




A 「あの時、いつもと違うとは思ったんだ…


違和感はあったのに…！気付かなかった！！


アイツらは遊んでただけ…！！


点数を、１１１ー１１に揃えるために！！


ただ、それだけのために……！！！！」





清水 「…ッ……ヒドイ……」





A 「優勝したのに胸が苦しかった…



でも、ここに来てから、烏野に来てから！！



帝光の時に忘れかけてたものを思い出せた！！



このチームで勝ちたいって！！



今回は負けたけど、次は絶対に勝ってやるって！！



そう、思ったのに……」





影山 「……ッ」



澤村 「影山…Aに言う事、あるだろ」



清水 「影山、Aはね、選手の方が悔しいだろうからって、選手の前では泣かないようにしてたの」



影山 「っ！？」

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