評価屋、閉店！！ (ページ15)

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つづき/リライトページ15

引用

私は、ゲームが始まる一週間前にある一通のメールが届いた。
そこには、スクールカーストを改変するチャンスがある。
真に受けるかはお前次第と書かれ、私はそれを信じることにしたのだ。

～

あれは、四年の時。
私は前はいじめられっ子だった。

★

　ここからここまでリライトさせていただきますね。

　恋愛ものに上手くのめりこむことができない、とのことで。

　この小説の読者ターゲットはお聞きしていないのであれですが、

　女性読者はキャラクターの仲・関係に魅力を感じる人が多いので、そこがネックになるのはつらいところ。

　〇〇の仲、と地の文で説明されるのは少しイメージが難しいので、

　ちょっとしたエピソードやイベントとして読者に伝えることを意識するといいと思います。

　ではリライトを少し。

～

　実は私の元には、ゲームが行われる一週間前にメールが届いていた。

　最初は疑問でいっぱい。不安と恐怖すら感じられた。送信者の名前は見たことのない人からだったし、メールのタイトルも少し気味の悪いものだった。

　だけど、メールを開けないと逆に気持ち悪い。そんな心境でメールをクリックした。

　一番最初に入ったのは、『スクールカースト』の文字。

　私は気になって目を通した。

　『スクールカーストを改変するチャンスを与える。真に受けるかはお前次第』

　それを見た瞬間、私はすぐに椅子から立ち上がっていた。

　このことを碧月に教えなければ、と。そんな気持ちでいっぱいだった。

　誰のメールかもわからない、ましてや本当に行われるかもわからない“チャンス”だけれど。行われる可能性はゼロではない。いや、むしろ行われてほしい。

　私は碧月のことが大好きで、憧れで、愛してやまない存在だからだ。

　私が碧月に出会ったのは小学校四年生のとき。

　あの頃の私はいじめられてばっかりで、友達と遊んでいる子を見ると溜息ばかりついていた。自分の存在なんて、この世にはいらないんじゃないか？疎外感が蝕んできて、何度もそう考えた。

　歩いていく道はすべて真っ暗。

　でも、碧月が私の道を照らしてくれたのだ。
　この子なら私の友達になってくれるかもしれない。私は、震える声で彼女の背中に声をかけた。

「あの、友達になってくれませんかっ？」

　碧月は綺麗な髪の毛を靡かせ、にっこりと笑いながら言った。

「うん、いいよ！」

　その笑顔を、きっと私は一生忘れないだろう。