評価屋、閉店！！ (ページ14)

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二者択一GAME/水素化リチウム先生ページ14

http://uranai.nosv.org/u.php/novel/0aec1da87712/

【オリジナリティ】２
【ストーリー】２
【文章力】２
【表現力】１
【キャラクター】２

　評価受け付けました。依頼ありがとうございます。

　スクールカーストを題材にしたラノベっぽい作品なのかな、と思いながら拝見しました。

　それでは書評の方をゆっくりと。

〇

　今回はひとつひとつ指摘をしていったらキリがないので、このポイントを押さえておけばなんとかなる、というのを２つほど。

　オリジナリティ、ストーリー、キャラクターに関して。

　まずこの作品ですが、セールスポイントとキャッチがイマイチわかりませんでした。

　この作品で読者にみてほしい点、面白がってほしい点が希薄である、という意味です。

　ラノベの作品なのですが、「命がけのゲームに巻き込まれたので嫌いな奴をノリノリで片っ端から殺すことにした」という作品はご存知でしょうか？

　タイトルの通り、主人公が出会った嫌いな人間を蹴落としていく、というお話です。

　人間の醜さ、本音、心理、ラノベながらくっきりと書かれています。主人公が遠慮のしない人間なのが魅力で、次々に人を蹴り落としていきます。

　A先生の小説もこのような人間の薄汚い話や狂気のあるキャラを書きたかったのではないか、と推測されるのですが。

　だとすれば、最初から浮ついた空気などを出すキャラクターや文体を書かない方がいいです。

　お話の魅せ方について少し学んだ方がいいのかもしれませんね。

　どういう文をかけば読者にどういう印象を与えられるのか、またキャラクター小説なのであれば血を通す努力をもっとした方がいいです。

★

　最後に文章、表現力。

　この作品はある程度地の文のあるお話なのですが、文語と口語の文章が混ざり合って読みにくい。

　そこのメリハリをもっとつけてあげた方がいいかと。

　それから読書量ですかね……文の間違いについて、

　赤ペン(校正)を入れたいのですが量が多いので断念します。もっと慎重に文を書くことを続ければそのうち直るでしょうが。

　ネックとしては描写力だと思います。

　上手く情報を伝えられていない、読者を気を引くような文ではない気がしました。

　これについて、てっとり早いのは三人称を鍛えること、読書を増やすことでしょうか。

〇

　少しふわっとした評価になってしまいました。少しでも参考になればと思います。