評価屋、閉店！！ (ページ2)

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逃げて……/三谷でん子先生ページ2

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熊本、ニュース見てると悲しくなってきます。地震つらい(+_+)

【オリジナリティ】序盤なので今回は評価しません
【ストーリー】同上
【文章力】3
【表現力】3
【キャラクター】評価無

　日本のホラーって大体が主人公の心が苛まれていく様子が描かれて、緊張と恐怖の波によって面白さがつけやすくなるんですよね。

　この作品は何でも出来る妹と、何も役に立たないと義親等からレッテルを貼られた姉の攻防戦なのかな？と思います。違ってたらごめんなさい。
　作者年齢と登場人物の年齢層の問題もどっかにあるかもしれません(失礼も承知です)が、子供の屁理屈からの思考でストーリーを進めてしまうところや、お話の設定をテンプレっぽく綺麗に描こうとしているところがしばしば見受けられます。悪いように言ってしまえば、斬新さがなく読む人の嫌悪が入ってくるかも……てところです。

○評価

　それでは早速評価をば。もう久しぶりの評価すぎて何を書いたらイイのか迷います。今回は文章・表現について軽く触れて終わりますね。

　真っ先に気になったのが風景描写、２番目にカメラワークです。

　風景描写がまだまだ慣れていないように感じました。頑張って書いているな、とは思うんですけど。

　俺も風景描写が苦手な野郎なのであまり突っ込んでいくとあれなのですが；多分、三谷先生の場合だと状況描写や心理描写の方が書きやすいタイプなんですよね。

　そっちの方に自然と重点をおいちゃっているので、風景描写に関しては情報量が少なくなってくるというか。

　だから物足りなくなるのかな？という考察です。

　カメラワークも激しいですね。三人称単一、一人称が主なのでそれなりに文章の量をとっとかないとイメージ的にもなあ。

★恒例のリライトして終わります。

廊下に着くと玄関は目の前だ。
扉を開けると外はもう薄暗くて、街灯がぽつぽつとつきはじめてきた。
私は、外に出ると扉が閉まる前にアイツに笑顔でこういった。

★

廊下に着いてしまったら、もう私のやりたい放題が決まったも同然。
自由に繋がる扉を開けると日没間際というところで、紫色にたなびく雲とちらほらつく街灯がお目見えしていた。まるで私を誘っているみたいに妖艶なオーラを保ち。
振り返り、今にも閉まってしまいそうなドアの奥へと視線を向ける。

私は今、どんなに酷い顔をしているんだろう。きっと、笑っている。