毒舌度８％ 中間テストの時間 ページ10
・
『んで?教科書ない私は何するの?』
「隣はもう良いのですね?」
『だって何時かは分かるでしょ』
「ま、まぁそれもそうですが………」
私の割り切りに戸惑う殺せんせー。
いや、居ない者追求しても無駄じゃん?
つまり私が教科書ないのも追求するだけ無駄ですね。諦めようぜ。
「まぁ彼も後に来るでしょう。では、始めましょうか」
誰かが何を?と呟く。
すると、待ってましたと言わんばかりに、殺せんせーは………何故か、各々の目の前に、殺せんせーが現れた。
『えっ………?』
「学校の中間テストが迫って来ました」
「そうそう」
「そんなわけでこの時間は」
「高速強化テスト勉強を行います!!」
混乱する私を余所に、殺せんせーは説明を続ける。
「先生の分身が１人ずつマンツーマンで、それぞれの苦手科目を徹底して復習します」
『あ、これ分身なんだ!?殺せんせーって速かったんだね!!』
「「「今更!?」」」
一方で、私の横では………殺せんせーと寺坂君(?)が、
「何で俺だけNARUTOなんだよ!!」
「寺坂君は特別コースです。苦手科目が複数ありますからねぇ」
なんてやり取りをしていた。
成る程。普通に目の前のと話せるんだ。
『で、教科書ないし、苦手教科って言ったら保体だから今回は関係ないし、そもそも先生の教え方が分からない私はどうすれば?』
「Aさんは全教科の小テストです!!Aさんの学力を私は知りませんからねぇ」
そして目の前の奴は鬼畜発言。
中間があるのに小テスト!?
「うだうだ言わずに移動しますよ!!」
『い、嫌だ!!私はまだ皆の名前を聞いて、戯れていないんだぁぁぁーーーっ!!!』
私の叫びも虚しく、殺せんせーにズルズルと引っ張られ、教室を後にする事になった。
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葵(プロフ) - オセロさん» ひえっ、コメント気付くの遅れて申し訳ないです！！ 初コメありがとうございますー！！ は、発狂させてしまった……！笑 きっと先が長い作品ですが、のんびりと読んで頂ければ幸いです！ (2019年8月4日 2時) (
レス) id: f205b8954e (このIDを非表示/違反報告)
オセロ - 初コメです！ 今回の作品、ずっと発狂しながら読んでました！ 続編や、今後の二人の関係を描いた物語を、楽しみにして待っています！ m(._.)m (2019年7月23日 23時) (レス) id: 3d9b2eea0d (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 黒猫れもんさん» ありがとうございます!!テンポよく進められる会話は書きやすいので（私情） ほらカルマ君!!ご指名だよ(( (2016年12月25日 4時) (レス) id: dcc347a630 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫れもん - ふたりの会話が微笑ましいです(*´ω`*)カルマくん。私と結婚（（ (2016年12月24日 23時) (レス) id: f8822feb9a (このIDを非表示/違反報告)
ゆうたすら(プロフ) - すみません……ありがとうございます！更新頑張ってください！！応援しています!! (2016年11月23日 12時) (レス) id: 152c51bac6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵
| 作者ホームページ：https://twitter.com/uranai_aoi/status/1131939128247848960?s=19...
作成日時：2015年9月26日 23時
