毒舌度３％ ページ5
・
『………はぁ!?』
理事長から一通り説明を受け、流石に唖然とする。
いや、いくら何でも非常識すぎじゃね?日本で許されなくね?
等と考えるが、段々と追求が面倒になってきた。
『………まぁどうにかなるか』
「やってくれますね?」
『どーせ嫌って言っても無駄なんでしょ?手続きはお願いしますね』
「分かっています。良い結果を期待していますよ」
『あんまり期待しないで。息子と違って優秀じゃ無いんで』
私はそう言って理事長室を後にする。
……………その後は、防衛省を名乗る人が家まで来て、同じような説明をされた。
ふむふむ。何度聞いても意味不明。
取り敢えず明日からはE組に来て、まず始めに職員室に行け。と言う事だけは理解した。
おkおk。後は当日で良いよね。
ーー…
何時もより早めに家を出て、本校舎の校門前に着く。
何時もなら荷物を置いてサボリに行くけど、今回は違う。
私は回れ右をして、坂道と向かい合った。
………え、いや、無理帰る。
そう思っても可笑しくない位長い。
そして更に辛いのは、私の筋体力は普通の女子よりある為、案外屈せず登れる事。もう死ぬしかない。
『ふぇー、ふぇー、辛いぜよ。全く、何故私がこんな苦労を………』
なんて一人で言いながら私は坂道を登りきる。予想通り私の体力は有り余っていた。流石私。
確か、職員室に行けって言ってたよね。
私はバッグを背負い直し、古臭い校舎に入って行った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 910人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
葵(プロフ) - オセロさん» ひえっ、コメント気付くの遅れて申し訳ないです！！ 初コメありがとうございますー！！ は、発狂させてしまった……！笑 きっと先が長い作品ですが、のんびりと読んで頂ければ幸いです！ (2019年8月4日 2時) (
レス) id: f205b8954e (このIDを非表示/違反報告)
オセロ - 初コメです！ 今回の作品、ずっと発狂しながら読んでました！ 続編や、今後の二人の関係を描いた物語を、楽しみにして待っています！ m(._.)m (2019年7月23日 23時) (レス) id: 3d9b2eea0d (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 黒猫れもんさん» ありがとうございます!!テンポよく進められる会話は書きやすいので（私情） ほらカルマ君!!ご指名だよ(( (2016年12月25日 4時) (レス) id: dcc347a630 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫れもん - ふたりの会話が微笑ましいです(*´ω`*)カルマくん。私と結婚（（ (2016年12月24日 23時) (レス) id: f8822feb9a (このIDを非表示/違反報告)
ゆうたすら(プロフ) - すみません……ありがとうございます！更新頑張ってください！！応援しています!! (2016年11月23日 12時) (レス) id: 152c51bac6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：葵
| 作者ホームページ：https://twitter.com/uranai_aoi/status/1131939128247848960?s=19...
作成日時：2015年9月26日 23時
