毒舌度１８％ ページ20
ーー…
『っハァ、っハァ………死ぬ………』
「あ、間に合った」
『ご、めん。今、返事辛、い』
「Aさん、間に合って良かった。疲れてるところ申し訳ないが、荷物をこっちに渡してもらえるか?」
『烏間先生………。お願いします』
結局走った結果、ほぼ遅刻。
皆は電車に乗り込んでいた為、ホームには烏間先生と赤羽しかいなかった。
私は烏間先生に荷物を渡し、赤羽のところまで行く。
『場所、どこ……』
「………座席?」
『そうそう』
「皆Aの事ギリギリまで待ってたからねー。入口付近に居るんじゃない?」
＿＿＿＿＿
赤羽が言った通り、出入り口付近のところに、4班の皆が固まっていた。
『やあ、諸君!!待たせたな!!』
「あ、A!!」
敢えて明るいノリで皆のとこに行くと、最初にカエデちゃんが反応してくれた。
「もう!!遅いよ!!心配しちゃったじゃん!!」
『Angelを心配させるとはなんたる不覚。切腹いたそう』
「馬鹿言わないで!!」
『あっはい』
カエデちゃんの剣幕に負け、私は取り敢えず席に着こうとしたが………
『私の席どこ?』
6人までしか座れない座席故、7人だと1人余るのだ。
皆もそれに気付いたようで、なんとも言えなさそうに顔を見合わせる。
『あ、いいよ、別に!!遅れてきた私も私だしね!!』
「俺の上座る?」
私が首を振ると、楽しそうにそんな事を聞いてくる赤羽。
『何で。絶対嫌だわ。膝に座るならご指名で委員長』
だから私は真顔で答える。
委員長が遠くで俺!?と言ってるのが聞こえたので、私はウィンクを返しておく。
そして爆笑し始める前原。
「下手くそかよ。ブスが引き立つー」
『っはーん、女たらしが何言ってんだよ!!あんまりブスブス言うと、お前の上に座るかんな!!』
「マジ勘弁。足動かなくなるわ」
そんなマジで言わなくても良いじゃないか。割と笑えない。
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葵(プロフ) - オセロさん» ひえっ、コメント気付くの遅れて申し訳ないです！！ 初コメありがとうございますー！！ は、発狂させてしまった……！笑 きっと先が長い作品ですが、のんびりと読んで頂ければ幸いです！ (2019年8月4日 2時) (
レス) id: f205b8954e (このIDを非表示/違反報告)
オセロ - 初コメです！ 今回の作品、ずっと発狂しながら読んでました！ 続編や、今後の二人の関係を描いた物語を、楽しみにして待っています！ m(._.)m (2019年7月23日 23時) (レス) id: 3d9b2eea0d (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 黒猫れもんさん» ありがとうございます!!テンポよく進められる会話は書きやすいので（私情） ほらカルマ君!!ご指名だよ(( (2016年12月25日 4時) (レス) id: dcc347a630 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫れもん - ふたりの会話が微笑ましいです(*´ω`*)カルマくん。私と結婚（（ (2016年12月24日 23時) (レス) id: f8822feb9a (このIDを非表示/違反報告)
ゆうたすら(プロフ) - すみません……ありがとうございます！更新頑張ってください！！応援しています!! (2016年11月23日 12時) (レス) id: 152c51bac6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵
| 作者ホームページ：https://twitter.com/uranai_aoi/status/1131939128247848960?s=19...
作成日時：2015年9月26日 23時
