もしも烏野一年が三年生になったら

もしも１８ ページ21

side:霧柳誠

霧｢先輩達って青城の人とも仲良いですよね！｣

戸｢……でも、二年の最初の方で仲直りしたんだよ｣

？仲直り？

戸｢知らないの？影山さんとあのセンター分けの人とらっきょヘッドの人、同じ中学で相当仲悪かったんだって｣

！それって……この間影山さんが言ってた……？

椎｢影山さん！｣

椎名の奴行きやがった！？

椎｢影山さんがこの間言ってた中学の話って…｣

国·金｢｢……ッ｣｣

椎名のボゲェ！！青城の人に聞かれてる！！

影｢…言っただろ、中学の頃の話だ。｣

｢それに…｣と影山さんは、少し…でも凄く優しく笑って

影｢あん時、アイツらがそうしてくれたから、今俺はここに居る。｣

金｢(ﾎﾟﾝｯ)もう本当マジでお前ふざけんなよ…｣

影｢？金田一…泣いてんのか？｣

金｢泣いてねぇよ｣

影｢そ、そうか？(のわりに声震えてるような？)｣

国｢(ﾍﾞｼｯ)｣

影｢いっ！？国見てめぇ！……国見泣いてんのか？大丈夫か？｣

国｢泣いてねぇよ このバ影山……ごめん……｣

影｢え？お前らほんとどうした？｣

日｢椎名！｣

椎｢はい！｣

日向さんは椎名を呼んだと思ったら、俺の近くに来た。
たぶん、話聞いてたのバレてたのかな。

日｢あの三人さ、ずっと気まずそうにしてたんだ。んでもって、仲直りっていうか…やっぱり謝りたかったんだって。｣

月｢あの時は、僕らが一番大変だったケド｣

山｢本当にね…三人とも素直じゃないから｣

月島さんと主将がいつの間にか隣に居た！？

山｢気になるなら後で聞かせてあげる……試合が終わった後に……ね？｣

霧·椎｢｢はい！！｣｣

試合後の楽しみが増えたなぁ！！

よっしゃァ！！練習試合勝って！！んで！！
先輩達の話を聞くぞォ！！









山｢なんか…みんなやる気出たね。いいことだけど｣

日｢なんか、霧柳がみんなにバラしてた｣

月｢あぁ、そういえば二年も詳しくは知らないしネ｣

山｢あー確かに｣

影｢？何の話だ？｣

日｢試合後に、アイツらとどうやって仲直りしたかっていうのを暴露することになった！｣

影｢俺の居ねぇ間に…｣

山｢まぁまぁwおかげでみんなやる気出たからさ｣

影｢俺は別に隠すことでもねぇからいいけど｣

日｢いいのかァ？恥ずかしいって言っても遅いぞ！｣

影｢？あん時のは、ただお前らが最高の仲間だって話だろ？｣

全｢｢……｣｣

日｢影山、しばらく黙ってて｣

影｢？おう？｣

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