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とりあえず、僕の中にあるお金は貯金してあるので少し多い。何をするか悩むより体にいいものをバンバン買っていった方がいいだろう。
そう思った僕は体調が悪い時に食べるゼリーやヨーグルト、お粥を作るための材料をカゴにまず入れた。そして、その後健康によい野菜、胃に優しい消化しやすい食べ物を入れてく。
カゴの底が見えなくなり、山のようになった買い物を見て『よし、』と一人呟いた。
会計をするといつものまふくんと行く外食、二回分のお金を使った。
よくまぁ、人の家の子供にと言われそうだが他人じゃない。親戚で僕はお兄ちゃん(仮)だ。苦しそうにしてる妹(仮)が居たら駆け寄るのが当たり前だろう。
タクシーを呼び、乗り込む。
腕にはダンベルのように思い買い物の袋たち、僕は外の景色を眺めながら考えていた。
『(…まふくんって、そう言えば…料理出来たっけ？)』
そもそも、彼は作ることをしない気がする。大抵が出前や外食、友人であるそらるさんの家での食事だった気がする。
最近は僕もそらるさんの料理を食べに家に行く、家がもっと近い彼なら更に頻繁に行くだろう。…だとすると
『(……嫌な予感しかしない)』
僕は急ぎながらも頭の中で嫌な予感が当たりませんように、と祈っていた。
＿まふside＿
……悪夢はここにあった。
身体によい食事と思い作ったお粥、は…お粥だったものになり水分が飛びお焦げのように焦げがついている。
そらるさん家のお鍋は裏が炎のせいで焦げている。あぁ、怒られるなと確信した僕は動く方が危険だと判断し、天月くんが帰ってくるまで待った。
その間もAの汗を拭いたり、冷えピタを取り替えたが、熱は上がってしまう。早く天月くんが帰ってきて欲しいと願っていると、ちょうど玄関の扉が開き「ただいまー」と声が聞こえた。
『お、おかえり…天月くん』
「……焦げ臭い」
『え゛』
「まふくん、料理…焦がした？」
『ごめんなさい、僕が犯人です』
「……はぁ…予想はしてたから、いいよ」
『…ご、ごめん…』
スライディング土下座をかました僕を見て天月くんは静かにため息をついた、いいよとは言ってくれたがその顔は怒っているように見えて僕は謝るしか出来なかった。
「あのね、焦がしたこと自体には怒ってない」
『…そ、うなの？』
「……そ･れ･よ･り･も！！換気をしろ！！換気を！！病人いる家でこんな臭い放置するな！！」
『あぁぁ！！ごめんなさァァい！！』
僕は全力ダッシュで窓を開けた。
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夜桜(プロフ) - 犬坂さん» わぁぁ！！犬坂ぁぁ！ボードでお話あんましてなかったから久しぶりー！！コメント嬉しい！！！覚えてるに決まってるよ！！！おしゃべりめちゃ楽しかったもん！！！リクエストマジありがとう！！もちのろんで書かせて頂くぜ！！！！ (2019年6月30日 19時) (
レス) id: e44c1f3d42 (このIDを非表示/違反報告)
犬坂(プロフ) - まふくん可愛いwあ、お久しぶり！犬坂だお、覚えているかい？あと。リクエストで、『夢主ちゃん迷子になってほすぃー』 (2019年6月30日 19時) (レス) id: 6b5e6236e0 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - そると。さん» 私も素晴らしいリクエスト頂けて嬉しいです！！！そると。さんに感謝しかないです！！コメントありがとうございます！！ (2019年6月28日 22時) (レス) id: e44c1f3d42 (このIDを非表示/違反報告)
そると。(プロフ) - こんなに早く書いていただけて嬉しいですー！楽しみにしてます！頑張ってください！ (2019年6月28日 22時) (レス) id: 86f42cc0f3 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - まろまろさん» ぁ、まだ数話続きます！！ありがとうなんて、私の方こそリクエスト有難いので、マジ感謝なんですよ！！！本当にありがとうございます！！ (2019年6月21日 20時) (レス) id: e44c1f3d42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜桜
| 作成日時：2019年3月3日 17時
