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episode#3 ページ19

※ヒプマイキャラコンプ済み(左馬刻様夢)


ドカンッ



「おいくそマスター…」

「ヒッ!びっくりしたぁ…左馬刻くんか、もぉ扉壊れるだろー?それで、今日はどうしたのかな?」



勢いよくマスター室の扉が開いたと思ったら、左馬刻くんが此方を睨んでいた。
うん、死ぬほど怖いけどもう慣れた!
何だか不機嫌みたいだけどどうしたのだろう…
大体こういうときは出撃させて欲しいときだけど…まだ疲労残ってるしな。
そう思っていると左馬刻くんが口を開いた。



「俺は明日非番だ」

「え、うんそうだね」

「…」

「?…」



な、なんだなんだ?確かにそうなんだだけど…
これはどうすればいいのか。
そうこうしてる間も左馬刻くんはずっと此方を睨んでいる。
ヒィィ…慣れてもやっぱ怖いもんは怖い…



「…俺様を明日の護衛に連れていけ」

「明日…あぁ!会議か!」

「チッ…」



そう、俺は明日マスター会議がある。
マスター同士が近状を報告しあい情報を共有する会だ。
そこには毎回護衛を連れていくことになってるんだけど…左馬刻くんはちょっと…



「ご、ごめん左馬刻くん…もう他の子に頼んじゃって…」

「誰だソイツわぁ…」

「あっ!えぇ…と…ご免なさいまだ決めておりません!!」

「俺様に嘘付くたぁいい度胸してんじゃねぇかマスターさんよぉ?」

「ヒィィ!ご免なさい!!」



いきなり胸ぐらを捕まれてどきりとする。
顔が近い!怖い!



「俺じゃあてめぇを守れねえのかよ…」

「…え?」

「銃兎も理鶯も…護衛に行ってる…」

「あ、あぁ頼んだね」

「っ…何で俺様だけ!!」



そう言って此方を見つめる左馬刻くん。
いや、連れて行きたいのは山々なんだけど…



「前にね、寂雷先生を連れていったらさ…遠巻きに俺みたいなひょろい奴が何でTDDをってバカにされちゃったんだよね」

「…そんなもん俺様が何とかする」

「いや、俺が何か言われるのはいいんだけど…その時凄い寂雷先生に迷惑かけちゃったなって思って…」

「俺はそんな雑魚の言うことは気にしねぇ…お前が実はひょろくないことぐらい理解してる」

「さ、左馬刻くん…」

「だから、俺様を連れていけ…A」

「ありがとう、それじゃあ明日お願いしよ…」



ドカンッ



「左馬刻ぃ…抜け駆けなんていい度胸じゃねぇか?」

「…一郎てめぇちょっと表出ろやゴラァッ!!」

「だから扉は優しく開けてって行ってるだろぉ…?」




何でこの子達は俺の言うことちゃんと聞いてくれないんだよぉ…(泣)

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あかねっこ(プロフ) - たかのりさん» 私の代わりに教えて下さりありがとうございます!! (2018年11月3日 16時) (レス) id: 11c41707f8 (このIDを非表示/違反報告)
あかねっこ(プロフ) - カリーチェさん» リクエストありがとうございます!!攻め主でいいんですよね?ご期待に添えられるか分かりませんが書かせていただきます!! (2018年11月3日 16時) (レス) id: 11c41707f8 (このIDを非表示/違反報告)
カリーチェ - 男主くん攻めをお願いします! (2018年11月1日 19時) (レス) id: e7868645e8 (このIDを非表示/違反報告)
カリーチェ - すいません!間違えました! (2018年11月1日 19時) (レス) id: e7868645e8 (このIDを非表示/違反報告)
たかのり(プロフ) - カリーチェさん» 男主攻め固定ですよ……? (2018年11月1日 15時) (レス) id: e7418c529b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あかねっこ | 作成日時:2018年10月14日 9時

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