60話 ページ23
また真っ白の空間に一人たたずむ。
確か前もこんなのを見ました。
ガッシャン！！
後ろから大きな物音がした。
振り向くと、お父さんとまだ幼い私が居る。
二人は仲良さそうに手を繋いで歩いていた。
なんてことは無く、お父さんは座り込む私の髪を乱暴に引っ張る。
顔に痣ができているのが見える。
あ、殴られたんですね。
まるで他人事のように思う。
辛くても苦しくても決して泣かなかった私。
今思うと、泣くと親を苛立たせると思って泣かなかったけど、逆に泣かないから殴られても無表情の私に親は苛立っていたのだろう。
けど、そういう暴力が、泣いていたら減っていたというわけではないと思う。
未だに解決策は見つかっていない。
それとも解決策なんてそもそも存在しないのか。
・・・実際答えなんて必要あるのでしょうか。
誰も求めていない答えを一人求めて意味あるのでしょうか。
これは私の問題。
周りがどうとか関係ない。
なのに、どうしてだろう。
無性に寂しいと思うのは。
無性に悲しいと思うのは。
「そこまできたらやることは分かっただろ？｣
どこからか声がして、私は目を開けた。
そういえばここは赤司君の家でしたっけ。
体を起こすと隣で椅子に座りながら、寝ている赤司君が居た。
｢ん・・・。
・・・！A起きていたのか？！｣
『はい。先ほど』
赤司君、
｢・・・体のほうは大丈夫か？｣
君に
『大丈夫です。ご迷惑おかけしました』
昔の話をしても
｢それは大丈夫だ。
・・・答えられないならいいが、過去に何があったか教えてくれないか?｣
離れていったりしませんか？
＊＊＊＊＊＊＊＊＊
お星様が５０個超えたぁぁああぁ！！！！
１００個まで半分きりましたよ！！
ひそかにお星様が赤司色になることを目標にしている私っ☆←(ツッコミするほど体力が残ってない・・・←)
星押してくださった方本当に本当にありがとうございます！！
これからも引き続き読んでくださると嬉しいです！！
では！
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Ai - 莉弥さん» ありがとうございます！！良き作品なんて…(ﾟﾛﾟ)更新頑張ります！ (2016年10月14日 7時) (
レス) id: 4b0ec96593 (このIDを非表示/違反報告)
莉弥(プロフ) - ﾊｧｯ…何て良き作品…(泣)
更新まってます！！ (2016年10月14日 1時) (携帯から) (レス) id: aa7d841247 (このIDを非表示/違反報告)
Ai - 明日香さん» コメントありがとうございます！！なるべく早く更新しますね！更新頑張ります！！ (2016年9月10日 21時) (レス) id: ca0ec5f260 (このIDを非表示/違反報告)
明日香 - とても面白かったです♪続きが気になります。更新頑張って下さい_(._.)_応援してます(^-^ゞ (2016年9月10日 19時) (レス) id: a56b4ade72 (このIDを非表示/違反報告)
Ai - 桜吹雪さん» コメントありがとうございます！！そんなこと思っていただけるなんて…すごく嬉しいです！！これからも頑張ります！ (2016年9月1日 19時) (レス) id: f7794d9ad5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ai | 作成日時：2016年8月20日 13時
