59話 ページ22
赤司said
Aが違う部屋に運ばれて数分経った。
僕は、扉の前に立って待つ。
医学に詳しいメイドがいて、今はそのメイドとAがこの部屋に居る。
そのため、この部屋は立ち入り禁止なのだ。
・・・どうしてあんな発作？が起きたのだろう。
もし発作だとしたらあの時になにか思い出したりしたのか。
けど、僕のただのくだらないからかいでAを苦しめたのに違いは無い。
そういえば、あの敬語もそれに関係するのか？
僕はなにもAのことを知らない。
だから、教えてくれ。
「征十郎様。どうぞ」
扉が開き、中で寝ているAが見える。
「何でこうなったのか聞きません。
が、こうして発作が起きたのは、きっと過去に何かがあって、それがフラッシュバックしたからだと思われます。
よく見ると体のあちこちに傷あとが残っています。
・・・私からはこれ以上申し上げることはできません。
今は落ち着いて寝ているので、柊様の近くに居てあげてください。
では」
そう言って、何処かへ行ってしまった。
僕は静かにAの傍へ向かう。
さっきの苦しそうな顔が今はいつもの顔色に戻っていた。
それを見てホッとする。
そうして近くにあった椅子に腰を下ろした。
早く目を覚ましてくれ。
そう祈ることしかできなかった。
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Ai - 莉弥さん» ありがとうございます！！良き作品なんて…(ﾟﾛﾟ)更新頑張ります！ (2016年10月14日 7時) (
レス) id: 4b0ec96593 (このIDを非表示/違反報告)
莉弥(プロフ) - ﾊｧｯ…何て良き作品…(泣)
更新まってます！！ (2016年10月14日 1時) (携帯から) (レス) id: aa7d841247 (このIDを非表示/違反報告)
Ai - 明日香さん» コメントありがとうございます！！なるべく早く更新しますね！更新頑張ります！！ (2016年9月10日 21時) (レス) id: ca0ec5f260 (このIDを非表示/違反報告)
明日香 - とても面白かったです♪続きが気になります。更新頑張って下さい_(._.)_応援してます(^-^ゞ (2016年9月10日 19時) (レス) id: a56b4ade72 (このIDを非表示/違反報告)
Ai - 桜吹雪さん» コメントありがとうございます！！そんなこと思っていただけるなんて…すごく嬉しいです！！これからも頑張ります！ (2016年9月1日 19時) (レス) id: f7794d9ad5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ai | 作成日時：2016年8月20日 13時
