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よんわ ページ6







礼の件の翌日。

より一層深まったと思われる渚と智樹の関係に俺はうんざりしていた。





「渚、資料重くない?持とうか?」


「あ、おそ松くん。ふふ、ありがとう」


「構わないよ〜。渚が好きだし!」


「も、もう。そういうのやめてよね!」





照れたように笑う渚に胸がキュンキュンする。
俺だって、軽い気持ちで言った訳ではない。いつだって本気。





渚が抱えていた資料を三分の一ぐらいもってやる。
ありがとう、と渚はもう一度微笑んで礼を言ってくれた。本当、可愛い。






暫く二人で廊下を歩いていると、目の前から一人の女の子が歩いてきていた。
見覚えのあるその顔は、昨日渚をいじめていた女子の一人だった。



智也にばれて逃げ出すとき、舌打ちしそうな顔をしていた女。







渚はその女を見ると怯えたように目をふせた。
大丈夫、俺だってヒーローになれる。当て馬で終わらせない。







「おい、お前。渚にまた何か言うんじゃねぇだろうな」


肩を掴んで、低い声でそう聞いてみた
これでも喧嘩は強い方だ。睨みだって、威圧の出し方だって知っている





女の子相手に大人げない?渚をいじめる奴は許せない、そんなこと言っていられない





「...は?」


ソイツはしばらく俺の顔を凝視し、そして納得のいったような顔をした




「あぁ、何松かと思ったら...




___可哀そうな当て馬やろーか」






「は?」








「当て馬が出しゃばってんじゃねぇーよ。ばぁーか」




ソイツは嫌味ったらしい笑みを浮かべて、俺に中指を突き付けてきた









ごわ→←さんわ



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よもぎ - 更に更に更に下に同じく(確信) (2017年12月20日 22時) (レス) id: 7bcd989f88 (このIDを非表示/違反報告)
ニューとかる - 更に更に下に同じく(確信) (2017年11月26日 20時) (レス) id: c47d6e27a8 (このIDを非表示/違反報告)
堕悪魔 - 更に下に同じく(確信) (2017年11月25日 22時) (レス) id: 8f1799df88 (このIDを非表示/違反報告)
あるてぃめっつ(プロフ) - 下に同じく(確信) (2017年11月23日 12時) (レス) id: 3614360162 (このIDを非表示/違反報告)
青歌 - あ、絶対これ面白い(確信) (2017年11月21日 22時) (レス) id: fb0e3e82b8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まま松 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2017年11月21日 16時

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