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『と、言うことで今日から仮入部の蒼井Aです。よろしくお願いします。』
と挨拶をすれば、疎らな拍手。
梟谷グループの合同練習試合でマネージャーのいない音駒をサポートする事が(いつの間にか)決定したので、とりあえず先ずはマネージャーとしての仕事を覚えるために仮入部になった。
3年の2人のマネージャーですればいいのでは？と最初は思ったけど、練習試合と言えど、思い入れのあるチームだ。やはり抵抗があるのだろう。仕方ない
雀田「じゃあ、先ずはスポドリからかな？」
『はい』
自己紹介1度やっているためか省かれた。覚えててよかったと心底思う。
雀田先輩に着いていき、水道でシャカシャカする。
雀田「Aちゃんって呼んでい？」
『ｴｯ』
女性から下の名前で呼ばれるなんて久方ぶりだから体が固まってしまった。
雀田「あ!嫌だったら全然断って!!」
『いや、全然嫌とかじゃないんです。あまり女性から名前呼びされないから…ちょっとびっくりしちゃって…』
雀田「なるほどね!!じゃあAちゃんで!!あたしの事はかおりでいいよ！」
『あ、じゃあかおり先輩で…』
バレーしてる時と違って童帝みたいにクソコミュ障になってるめっちゃ恥ずかしい。いや仕方ないじゃん!!!嫌われたらめんどくさいし!!!良い関係を築きたいじゃん!!!
雀田「んふふw」
『…え？』
雀田「あ、いやごめんねwふふwあまりにもバレーしてる時と違うなってw大丈夫だよ。私達もう仲間みたいなもんだし。」
『あ、う、』
戸惑う。そういう暖かい感じの世界に戸惑いが隠せない。言葉が出ない。
雀田「Aちゃんがどう思ってるかは分からないけど、私はAちゃんと仲良くしたいなって思ってるよ」
『わ、ワタシモデス…』
純粋で、優しい言葉がグサグサと刺さってくる。こういうのには耐久がない。素直に恥ずかしい。顔が赤くなっていくのがわかる
『わ、私はすぐに思ったことも言っちゃいます。それが悪い事が多いかもしれないです』
雀田「うん」
『で、でもいいんですか？』
雀田「勿論！もし喧嘩した時はちゃんと話し合お！約束ね！」
『〜〜はい！』
雀田「さて、ドリンクも終わったし、次はビブスとか、倉庫の説明するから、これだけ体育館に置いてこよっか」
今日一日はかおり先輩に付きっきりで教えて貰った。
ありがてぇ…ありがとうございました…
赤葦「あ、明日朝練あるから早めに来てね」
『は？』
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ゆん(プロフ) - 更新楽しみに待ってます☺️ (2022年2月18日 18時) (
レス) id: d0dd043faf (このIDを非表示/違反報告)
hina hihoho2(プロフ) - コメント失礼します。雀田かおるじゃなくてかおりです…。この作品好きなのでこれからも更新応援してます！ (2019年7月31日 9時) (レス) id: 54a67b7290 (このIDを非表示/違反報告)
あやか - バレーシューズはバッシュとは別物です…バスケのシューズがバッシュです… (2019年7月29日 6時) (レス) id: 8b3d747d68 (このIDを非表示/違反報告)
Maria - このお話凄く面白いです更新楽しみにしてます頑張ってください (2019年7月23日 6時) (レス) id: e320265211 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Sa | 作成日時：2019年7月16日 0時
