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黒尾「んで、よく梟谷とも練習試合やってる」

『あ、じゃあ木兎先輩分かります?』

黒尾「おうさ、勿論」

『私、実は木兎先輩のアタック普通に取れるんですよね〜凄くないですか?』

黒尾「ん?」

あ、今一瞬困ったような表情だ。てか体固まってる

黒尾「き、君はバレーのユースとかのメンバー?」

『いえ?女バレにも入ってないです。帰宅部です』

孤爪「赤葦…どういうこと…?」

赤葦「結論からいえば蒼井さんのバレーの才能がヤバいって感じかな」

孤爪「あぁ…」

『いえーい』

孤爪君にピースしたらふいって無視された悲しい

黒尾「まじか…いや彼奴のアタックってそんな軽々取れるもんじゃねぇだろ…」

黒尾先輩はめちゃくちゃ困惑してるワロタ
まぁ困惑させてる原因は私なんですけど

黒尾「と、とりあえず蒼井ちゃんが凄い人なのはよく分かったわ…なんでバレー部入らないの?」

『あー…』

ちらっと赤葦君に助け舟出せと念を送る。
はぁとため息をつくが赤葦君はつらつらと代弁してくれる。

赤葦「蒼井さん、梟谷の中ではみんなから嫌われてるTOP5には入るほど嫌われています。まぁ原因はなんでも思った事を口に出したりとか、始業式サボって屋上で寝たりとか。」

黒尾「不良かよ」

赤葦「全然そんな事ないです毎日ちゃんと来て授業受けてますよ。あ、特に女子からよく嫌われています。詳しくは分からないですけど」

『いやいや、女子から嫌われてるの半分ぐらい君が原因だからね?』

赤葦「は?」

孤爪「赤葦はモテるんだから…」

『でも可笑しくないです?偶然隣の席になって、初日の授業バレーだからペア作ってって言われたから赤葦君とパスやって…え?どこに嫌われる要素あった?って言われたら赤葦君しかないじゃん』

赤葦「え、ごめん」

『これは赤葦君悪くないけどね』

黒尾「嫉妬してる女子は怖いなぁw」

孤爪「赤葦恋愛興味無さそう」

赤葦「ない訳でもないけど今はいらないかな?」

『あ!そうそう!!それで、体育終わって着替えてたら急に「京治くんに話しかけないで!」って言われた』

黒尾「草」

『まずその人と赤葦君喋ってるところ見た事ないんだけど、下の名前て怖くない?私は怖い』

孤爪「俺が下の名前で呼ぶのも?」

『いやいや別に良いけどさ、許可も取らずに下の名前って気持ち悪くない?』

黒尾「ああ〜ね?」

『ですです。それを言ったら胸ぐら掴まれました』

黒尾「自業自得だな」

『えぇ?』

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ゆん(プロフ) - 更新楽しみに待ってます☺️ (2022年2月18日 18時) (レス) id: d0dd043faf (このIDを非表示/違反報告)
hina hihoho2(プロフ) - コメント失礼します。雀田かおるじゃなくてかおりです…。この作品好きなのでこれからも更新応援してます! (2019年7月31日 9時) (レス) id: 54a67b7290 (このIDを非表示/違反報告)
あやか - バレーシューズはバッシュとは別物です…バスケのシューズがバッシュです… (2019年7月29日 6時) (レス) id: 8b3d747d68 (このIDを非表示/違反報告)
Maria - このお話凄く面白いです更新楽しみにしてます頑張ってください (2019年7月23日 6時) (レス) id: e320265211 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Sa | 作成日時:2019年7月16日 0時

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