015 ページ15
黒尾「んで、よく梟谷とも練習試合やってる」
『あ、じゃあ木兎先輩分かります?』
黒尾「おうさ、勿論」
『私、実は木兎先輩のアタック普通に取れるんですよね〜凄くないですか?』
黒尾「ん?」
あ、今一瞬困ったような表情だ。てか体固まってる
黒尾「き、君はバレーのユースとかのメンバー?」
『いえ?女バレにも入ってないです。帰宅部です』
孤爪「赤葦…どういうこと…?」
赤葦「結論からいえば蒼井さんのバレーの才能がヤバいって感じかな」
孤爪「あぁ…」
『いえーい』
孤爪君にピースしたらふいって無視された悲しい
黒尾「まじか…いや彼奴のアタックってそんな軽々取れるもんじゃねぇだろ…」
黒尾先輩はめちゃくちゃ困惑してるワロタ
まぁ困惑させてる原因は私なんですけど
黒尾「と、とりあえず蒼井ちゃんが凄い人なのはよく分かったわ…なんでバレー部入らないの?」
『あー…』
ちらっと赤葦君に助け舟出せと念を送る。
はぁとため息をつくが赤葦君はつらつらと代弁してくれる。
赤葦「蒼井さん、梟谷の中ではみんなから嫌われてるTOP5には入るほど嫌われています。まぁ原因はなんでも思った事を口に出したりとか、始業式サボって屋上で寝たりとか。」
黒尾「不良かよ」
赤葦「全然そんな事ないです毎日ちゃんと来て授業受けてますよ。あ、特に女子からよく嫌われています。詳しくは分からないですけど」
『いやいや、女子から嫌われてるの半分ぐらい君が原因だからね?』
赤葦「は?」
孤爪「赤葦はモテるんだから…」
『でも可笑しくないです?偶然隣の席になって、初日の授業バレーだからペア作ってって言われたから赤葦君とパスやって…え?どこに嫌われる要素あった?って言われたら赤葦君しかないじゃん』
赤葦「え、ごめん」
『これは赤葦君悪くないけどね』
黒尾「嫉妬してる女子は怖いなぁw」
孤爪「赤葦恋愛興味無さそう」
赤葦「ない訳でもないけど今はいらないかな?」
『あ!そうそう!!それで、体育終わって着替えてたら急に「京治くんに話しかけないで!」って言われた』
黒尾「草」
『まずその人と赤葦君喋ってるところ見た事ないんだけど、下の名前て怖くない?私は怖い』
孤爪「俺が下の名前で呼ぶのも?」
『いやいや別に良いけどさ、許可も取らずに下の名前って気持ち悪くない?』
黒尾「ああ〜ね?」
『ですです。それを言ったら胸ぐら掴まれました』
黒尾「自業自得だな」
『えぇ?』
868人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆん(プロフ) - 更新楽しみに待ってます☺️ (2022年2月18日 18時) (レス) id: d0dd043faf (このIDを非表示/違反報告)
hina hihoho2(プロフ) - コメント失礼します。雀田かおるじゃなくてかおりです…。この作品好きなのでこれからも更新応援してます! (2019年7月31日 9時) (レス) id: 54a67b7290 (このIDを非表示/違反報告)
あやか - バレーシューズはバッシュとは別物です…バスケのシューズがバッシュです… (2019年7月29日 6時) (レス) id: 8b3d747d68 (このIDを非表示/違反報告)
Maria - このお話凄く面白いです更新楽しみにしてます頑張ってください (2019年7月23日 6時) (レス) id: e320265211 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Sa | 作成日時:2019年7月16日 0時