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赤葦「びっくりした…いつもなんかこっち見て笑ってるのに」
『なになに〜??心配しちゃった？w実は後藤さんに赤葦君に喋りかけるなって言われたんだよね』
と、言うと赤葦君はぎょっとする
赤葦「え、それ…」
『だって喋りかけるなとは言われたけど無視するなとは言われてないよ？赤葦君が喋りかけてくるんだったら全然喋る』
と嫌味ったらしく言うと赤葦君はニヤッと笑う
赤葦「ほんっと性格悪いな…」
『それが蒼井Aちゃんですから』
赤葦「まぁ知ってたけど」
『赤葦君なんだかんだ私の事好きだよね』
赤葦「見てて面白いなとは思うよ。でも深く関わりたくないかな」
『もう私の中ではめちゃくちゃ関わってるよ〜!!だって赤葦君優しいから私の家の近くまで送ってくれたじゃ〜ん!!』
なんて、丁度女子の陽キャ集団が入って来た瞬間にめちゃくちゃ大声で叫ぶ
勿論教室にいる全員がこっちを向くわけで。
後藤さんはこっちに向かって走ってくる。そして私の胸倉を掴む
「あんたっ…!!」
『はい』
赤葦「ちょ、後藤さん」
大好きな赤葦君の声も聞こえなくなっちゃったのかな??大丈夫かな??w
いやでもまだ学校本格的に始まって1日目ですけど先輩。
『大好きな人の前でこんな事していいんですか？別に私はなんとも思わないですけど』
そう言うと服を掴むのをやめてくれる。優しい。
シワになったワイシャツを適度に伸ばして席に座る。
丁度チャイムが鳴って教師が来たので授業が始まった。
とりあえずパラパラっと教科書を見て肘をつく。
あー早く終わんねぇかなぁ授業もこの視線も。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
赤葦「またギャラリーに来るの？」
帰りの挨拶をした後、教科書等をバッグに入れてると赤葦君が喋りかけてきた。
『まぁ、やる事ないし。見てて楽しいからさ』
赤葦「練習風景見て何が楽しいのやら…先に行ってるから」
『うん。またあとで。』
手を降らずに片付けに率先すればすぐに終わる。
部室に走っていったのだろう。もう赤葦君の背中は見えない。
私は呑気にギャラリーへと向かう。
いやぁ、やっぱり体育館って暑苦しい。それもいい所なんだろうけどさ…
ギャラリーへ向かうとちゅうに自販機でかったポカリを空けて、ごくっと飲む。
ポカリのあの絶妙な甘さが好きなんだなぁ…
とりあえずぼーっと練習見とこ…あ、赤葦君だ。
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ゆん(プロフ) - 更新楽しみに待ってます☺️ (2022年2月18日 18時) (
レス) id: d0dd043faf (このIDを非表示/違反報告)
hina hihoho2(プロフ) - コメント失礼します。雀田かおるじゃなくてかおりです…。この作品好きなのでこれからも更新応援してます！ (2019年7月31日 9時) (レス) id: 54a67b7290 (このIDを非表示/違反報告)
あやか - バレーシューズはバッシュとは別物です…バスケのシューズがバッシュです… (2019年7月29日 6時) (レス) id: 8b3d747d68 (このIDを非表示/違反報告)
Maria - このお話凄く面白いです更新楽しみにしてます頑張ってください (2019年7月23日 6時) (レス) id: e320265211 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Sa | 作成日時：2019年7月16日 0時
