伝説の０番目の真祖

じゅうななわ ページ24

真昼side

クロ「まぁ、落ち着け お前やオレに何ができんだ オレが何百年血を飲まなかったと思ってる……
もうほとんどただ猫だっつーの」

真昼「クロ……！」

クロ「A連れて逃げとけ オレ1人でどうにか出来る気はしねーけどなー…」



〔俺1人でどうにか出来る気はしねぇ
当然子育てなんてしたことねーしな…
…だから、俺も頑張るからお前も頑張れ
それでどうだ……真昼？〕

クロ「ま…猫は猫でも死なねー猫だし、時間稼ぎぐらいなら……」

―――なんだ シンプルな話だ

今 その「誰か」は「俺」じゃない

「お前」じゃない

きっと「俺とお前」だろ

俺はクロの口に腕を突っ込んだ


真昼「2人でどうにかするんだよ！クロ！！」

すると、鎖が出てきて、俺とクロを繋いだ

クロ「…お前見てーな奴が一番めんどくせーんだ…


でもしょうがねーお前が主人(イヴ)だ」

―――城田真昼 15歳

シンプルなことが好き 面倒なことは嫌い

だから猫を拾った

猫…のはずだった

お知らせ→←じゅうろくわ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す