君と出会ったその時から

偽物？ ページ38

「美織ちゃんって旭君の彼女なんでしょ？いいなーかっこいいよね！」


「うん…。」


面倒くせ。


「私ね〜好きな人ができたの！」



「そう…。」


なんで恋バナ…？


「あのさぁ…私の好きな人、彼女いるんだって。」



は？


旭のこと？



「んーその彼女より、私の方がスタイルいいし、性格もいいと思うんだよね。」



何言ってんだよ…


「だってその子暗いし、話そうとしないし。ちょームカつかない？」



「そうだね。」


めんどくさくて、もう適当に応えようと思って。



適当に相槌を打ってると、チャイムがなった。



「あ、大変！行こ！」


好きな人…って誰？



聞き流していた私は知らなかった。



彼女がこう言っていたことを。



「もうさー邪魔だから、悪い噂を流しちゃおっかなー。いいと思わない？」




そして、聞き流してた私が


「うん。」




そう答えていたことも。





また、彼女が、私が聞き流していることを






















知っていた、ということも…









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5,000hit越えありがとうございます！

作者は2人揃って受験生ですので、いつ更新できるかわかりませんが、温かい目で見守っていただければ助かります。

誤字脱字は本来作者が気付くべきなのでしょうが、もし気づいたら教えてくれると嬉しいです。


もしよろしければ、この作品に値する評価とコメント、よろしくお願いいたします。

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