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『ほぇ〜、なるほどね。影が薄いから人に気付かれにくい、と』
黒「はい、だから普通に話しかけてきたAさんに驚いたんです」
『いや、普通にそこにいたから話しかけただけだよ?』
黄「良かったっスね!黒子っち!」
黒「そうですね、すぐに見つけてくれるといったら赤司くんぐらいでしたから」
何か聞いてて切なくなるのは私だけ?
というか金髪(?)イケメンをチャラいなーこの人、なんて思いながら見ていると
黄「…?何スか?」
あれ、急に態度が冷たくなった気が。
『いや、何でもないけど…』
黄「あっそ?」
・・・・態度悪いんじゃな〜い?
激おこぷんぷん丸案件だわこれ。
青「コンビニ寄ろうぜ!」
紫「行こ行こ〜」
緑「仕方ないのだよ」
黄「行こーっス!」
少し納得いかなかったが、明日の小腹が空いた用にチョコも買い足す為に私もコンビニに入った。
それからみんなそれぞれ目的の棚へと向かって行き、私はお菓子の棚へチョコを取ってレジへと向かった。
『えぇっーーー!!』
青「っ!?うっせっ!」
緑「店で大声を出すんじゃないのだよ!」
「な、なに!?どうしたの!?」
黒「どうしました?」
黄「何スか!?」
紫「んー?」
私の声にみんなが集まってきた。大声を出した事は申し訳ないと思いながらも私はそれどころではなかった。
『ONEPI〇CEの一番くじ…!!!ラストワン賞がサボくん…!?嘘でしょ!?』
棚に置かれていたフィギュアに私は夢中になっていた。
それは限定フィギュアでオリジナルデザインで公式で出回ることはないだろう。
『欲しい…!』
私は早速財布の中を確認すると、入っていた金額は5,000円。
全額使う勇気は流石になかった。
使っても3,000円、1枚600円だから5枚
チャンスは5回…!
『すみません、お願いします!』
「はい、では5回ですね、どうぞ〜」
目の前に置かれた箱を目の前に私は気合いを入れた。
『はぁ〜…っ、頼む…』
青「おー、あれ狙ってんのか?」
『そう!あれは欲しい!サボくん大好きだから!』
黒「でもあれって一つだけですよね?結構な確率ですよ」
『自分を信じる……ほっ!』
直感を頼りに一気に3枚引いた
D賞、E賞、E賞
『うっ…!』
紫「あらら〜」
「頑張れA!」
『1枚だけ引く!』
1枚引いて出たのはB賞
『ちくしょう…っ!』
神様にもてあそばれてる!!
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作者名:雪泉 | 作成日時:2020年3月10日 19時