42個目 インハイ予選3 ページ43
私、場違い感がすごい。
先輩達に着いていけばよかったー(遠い目)
すると高尾くんが黒子くんに絡み始めた、相変わらずコミュ力高っけぇ。
高「いやー、言うね!あれっしょ?君、真ちゃんと同中っしょ?気にすんなよ、あいつツンデレだから。本当はちょー注目してんだぜ?なんたって予選の1回戦まで見に行っ」
緑「いつも適当なことを言うな、高尾」
『ねぇ、そろそろ行かないと怒られr』
大「おい!いつまで喋ってる!準備しろ!」
高「へーい」
ほらー!!怒られた!!
緑「黒子、教えてやろう。お前の考えがどれだけ甘いか…」
何だか緑間くんは黒子くんに突っかかるな〜。
そんなに気に食わないもんかな?そんな事を考えながら、私も準備に取りかかった。
秀徳 対 銀佳戦
秀徳!ドドン 秀徳!ドドン 秀徳!ドドン
上の階から秀徳の応援コールが聞こえる。さすが強豪校。
みんなの準備が終わると、緑間くんは大坪先輩に話しかけに行った。
大「スタートから出る?占いが悪いから出たくないって言ってなかったか?」
高「旧友に会ってテンション上がっちゃったんだろ?w」
緑「いつまでも的はずれな勘繰りはよせ…シュートタッチを確認したくなっただけだ」
大「いいけど、監督から許されてるお前のワガママは1日3回までだからな。あと2回言ったらキレっから…」
大坪先輩、こっわ…
あの緑間くんでさえ大人しく頷いてる。
『それにしてもワガママ1日3回までって子供かーい』
初めて聞いた時は爆笑したよ。体育館出ないと笑い止まらなかったんだからな!
また笑いそうになっていると、緑間くんが左手のテーピングを外し始めたので、私はそれを受け取った。
緑「落ちるわけがない。今日のラッキーアイテム、クマのぬいぐるみで運気も補正されているのだから……」
『行ってらっしゃい、手柄立てるまで帰ってくるなよ』
高「ぶはっ!wwwもっと他に言い方ねぇのかよ!ww」
緑「A……」
『うそうそ、シュートタッチも程々にね〜』
そう言って2人をコートへと見送った。
158人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:雪泉 | 作成日時:2020年3月10日 19時