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4個目 ページ5

今のご時世赤髪なんて見たことねぇよ!何だ、赤髪のシャン〇スにでも憧れたか!新世界にでも行ってろ!
心の中でそう叫んでいると

「赤司くん」

「黒子、もう平気なのか?」

黒「はい、もう大丈夫です。それよりこの人なんですけど、Aさんに用があるみたいで」

赤「Aに?」

『プリント渡してくれってくそや……先生に頼まれたので』

危ない危ない、素が出るところだった。

赤「もうトレーニングも終わる頃だ、いいだろう。A!」

「はーい!どうしたの?赤司くん」

赤司とやらに呼ばれてやってきたのは双子の姉、葵だ。
マネージャーみたいだ←

赤「君に用があるそうだ」

「あれ?A?どうしたの?」

『ん、これ。クソ教師に頼まれたプリント』

「家で渡してくれてもよかったのに…ていうか口悪いよ、A」

『家に帰ったら絶対忘れるもん。それに人の話を聞かない先生はクソ教師で十分でーす』

私たちの会話を聞いて、少し驚いた顔をする2人。

黒「お二人はもしかして…」

「あ、そっか、会うのは初めてだよね?双子の妹のAだよ!」

『ども』

軽くぺこりとお辞儀した

黒「僕は黒子テツヤです」

赤「赤司征十郎だ」

あーもう既に分かんない、人の名前と顔覚えるの苦手なんだよな…

『よろしくお願いします』

よし任務も終わった事だし帰ろうとすると

「葵っちー!」

「ねー葵ちん、お菓子ちょーだい」

「紫原、お菓子をねだるんじゃないのだよ」

「早くミニゲームしようぜ」

ぞろぞろとカラフル集団が集まってきた。
私はその身長とあまりのカラフルな髪に呆然と立ち尽くしてしまった…



その日…人類(私)は思い出した
奴らに支配されていた恐怖を…
鳥籠の中に囚われていた屈辱を…



頭の中でナレーションが響き渡り、オープニング曲まで流れ出した。
まじで巨人だ。
なに、何センチあんの?
怖っ

『………綺麗にうなじ削げるかな』

「えぇ!?ちょっ、何この子…急に恐ろしいこと言い出したんスけど!」

『あ、ごめんなさい、こっちの話なのでお気になさらず』

「てか誰?あんた」

『そっちこそ誰?』

「初めて見る顔なのだよ」

『私も初めて見たよ、緑色の髪した人』

「なー早くゲームやろうぜ」

『』

もうやだ帰りたい。
もう用事もないから帰ることを姉に伝えると

「え!せっかくなら練習見て行ったら?」

『なんでやねーん』

こっちはもう帰りたいのよ。
察してくれ、頼む。

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設定タグ:黒子のバスケ , 緑間真太郎 , 秀徳   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:雪泉 | 作成日時:2020年3月10日 19時

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