検索窓
今日:25 hit、昨日:27 hit、合計:204,507 hit

14個目 ページ15

高尾くんはそのままどこかへ行ってしまった。ちょっと寂しい。
同じクラスになれたら、とか思うけど難しいだろうな。
そんな事考えながら私も入学式に出るため案内を頼りに足を進めた。





無事入学式も終わり、今はクラス割りを見に来たところだ。
にしても至る所に人人人。人がゴミのようだ…!←
私が参加したいつかのLIVEもこんな感じだったなーとか思い出しながらどうにかクラス割りを見ようとするが、如何せん私の身長では見えない。

『うっ…人酔いする…っ』

人の多さに気分が悪くなりそうになり、1度この場から離れようとした瞬間、誰かに手を掴まれた。

『っ!?』

人って本当に驚くと声が出ないだな、なんて頭の隅で呑気な事を考えながら手を掴んだ相手を確認するとホッと安心した。

高「よっ!びっくりさせてごめんな!」

『高尾くん』

今朝仲良くなった高尾くんが人懐っこい笑顔を浮かべてそこにいた。
それにしてもよく見つけたな。

高「クラス割り見た?」

『戦いに負けたからあとから見ようと思ってた』

高「まぁ、今が1番人やばいもんな〜w」

そう言いながら壁際で私を人の波から守ってくれている高尾くんにときめいた。
こいつ…できる…!

『てか朝どこ行ってたの?トイレ?』

高「ちげぇよwバスケ部んとこ!」

『高尾くんバスケ部入るの?』

高「まぁね♪ あ、もう見えそうじゃね?」

人も疎らになり始めやっと私たちはクラス割りを見に行くことができた。

『A……A……分からん』

高「おい!諦めんなよ!ww」

多分2クラスぐらい見て諦めた、文字が多いんだもん。

高「仕方ねぇな〜………お!Aちゃんあった!」

『でかした高尾くん!』

高「…あ、同じクラスじゃん!」

『え、ほんと?!うぇーい!』

高「うぇーい!こりゃあ楽しい1年になりそうだな!」

嬉しさのあまりハイタッチした。まさかまさかの同じクラス、神様フラグ回収しないでくれてありがとう。

高「じゃあ行くか!」

『りょ』

自分たちのクラスに行くと既に人がいた。
とりあえず決まった席につくと高尾くんとはちょっと離れてた、残念。
すると丁度よく私達のクラスの担任が入ってきた。

それからはいろんなプリントを貰ったり連絡事項やら伝えられ昼あたりには終わった。

『ふぅ…』

思っていたより気を張っていたせいか気疲れがすごい、早く帰ってベッドinしたい。
するとあるプリントが目に入った。


"入部届"


部活、ねぇ…

15個目→←13個目 本編



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (49 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
158人がお気に入り
設定タグ:黒子のバスケ , 緑間真太郎 , 秀徳   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:雪泉 | 作成日時:2020年3月10日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。